『名を呼ぶや十一月の墓の前』亀山こうき

生れてこれなかった子がいる。本当は長男となるべき我が子だった。名前だけは決めていた。でもそんなこと誰も知らない。知らなくていい。俺と我が子だけの絆だ。だから、俺は死ぬ日までその名を呼び続けようと思う。

(季語十一月・初冬)
墓地

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