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やりたいことはあるか。人生という道程。急がば回れだ。

僕は無駄が嫌いです。

無駄なことにお金と時間を使いたくありません。

かといって、その浮いた時間で生産的なことをしてきたわけではありませんが(笑)。

僕には目標がありませんでした。だからこそ、やりたいことを明確に持っている友人には尊敬の念を持っています。目標に向かって、努力している彼らは眩しい。

一方で、とりあえず何か役に立つだろうと資格の勉強をする人達や、2.3ヶ月留学へ行って大して語学力も上がらないまま帰国してくる人を小馬鹿にしていました。何か目標があって、その達成のために資格を取るならわかります。どうせ使いもしないような資格を取って何になるのか。そんなものは無駄な努力だ。短期留学に対しても同様です。たった2~3カ月で英語が話せるようになるのか。いや、なっていないじゃないか。何のために高いお金を出して留学に行っているんだ。無意味じゃないか。



振り返ってみれば、努力することから逃げる言い訳のようにも、ゴールが定まっていない自分を重ねた同族嫌悪のようにも聞こえますね。なにか行動しているだけ彼らの方がよっぽど高尚です。


こうやって、僕は無駄なことをせずに今まで過ごしてきました。


その結果、今でも本当にやりたいことが見つかっていません。目的地をいまだに見つけられずにいるのです。大学受験は勉強さえしておけばよかった。しかし、これからは違います。目的地は自分で決めなければなりません。では、なぜ僕はやりたいことを見つけられなかったのか。それは本当にやりたいと思えることに出会えていないからです。無駄を避けようとするあまり、出会いの可能性を潰してしまっていたのかもしれません。資格の勉強をしたり、短期でも留学に行ったりしておけば、何かまた違った景色が見えていたのかもしれません。やりたいことに出会うには寄り道が必要です。



人生の目的=目的地が決まっている人はそこに向かって努力すればいい。


しかし、そうでない僕のような人間には回り道こそ必要なのです。無意味かもしれないことにも挑戦し、いろんな人に出会い、いろんな価値観に出会う。こうした無駄になるかもしれないことに価値がありそうです。このnoteもその一歩です。


人生、急がば回れ。

さあ、何からはじめようかな。



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