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夏キャンプを経験して、改めて持っていくべきだと感じたアイテム1選


溶けそうなほど暑いなどとはよく言ったもので。成人男性の体のうち60%以上が水分と言われているけれど、溶けるどころか蒸発してしまいそうなほど暑い。そんな真夏に、初めてのキャンプへ行ってきました。

分厚い雲がかかるとひんやりした風が心地よかった

ちなみにキャンプ自体が初めてというわけではなく、真夏にやるのが、という意味です。普段キャンプをやるのは冬が近づいた秋から春一歩手前の冬まで。ようは冬キャンプこそ至高!みたいなノリでキャンプをしているのです。理由は簡単です。「虫」です。冬はほとんど虫がいないので、めちゃくちゃ快適にキャンプができるんです。焚き火もダイナミックにできるし、汗臭くなることはありません。その代わり焚き火臭くなる上に凍え死にそうになりますけども。

さて、そんな僕が夏キャンプをしてみた感想は、「けっこう楽しいかもしれない」でした。めちゃくちゃ暑くて大変でしたけど、高原のキャンプ場を選択したこともあって太陽が陰るとひんやり冷たい風が肌をなでてくれるんですよね。夜になると地面に蓄えられた熱も放熱されて、ひんやりとした空気が下からも上からも漂ってきて。「どうせ真夏だし余裕やろ」と、シュラフではなくフリースのインナーシュラフだけ持って行ったんですが、肌寒くて目が覚めたほどです。

しかし、楽しいことばかりじゃないのが夏キャンプ。これは良い経験になりました。何かというと、僕が夏キャンプから足が遠のいていた代表的な理由である「虫」です。

日中は特に気になることはなかったんです。アブだかブヨだかブユだかがブンブン飛びまくっていましたが、これは想定内。虫除けスプレーで対処できましたし、咬まれることもなく、けっこうのんびり過ごすことができました。少し明るいうちから、お手製のラーメンを作って腹を満たしたら、お酒タイムです。お菓子をつまみながら、レモンハイをちびちびやる。最高の時間です。

気づいたら5本飲んでました

そうするうちに太陽が沈み始めて、あたりは薄暗くなっていく。何の気なしに、手元を照らすレッドレンザー(小さいLEDランタン)と、少し離れた場所に設置したランタンポールに引っ掛けた、これまた小さなLEDランタンに光を灯します。

すると、なんだかビシバシと顔と腕に小さな衝撃が。灰が飛んでるわけでもなく、なんなんだと辺りを見渡すと……

虫!虫!虫!虫!虫!

虫だらけ。羽アリの大群が押し寄せてきたのです。おかしい、おかしい、おかしい!レッドレンザーの光は暖色系で、特にLEDの光の波長?は虫を寄せ付けづらいって訊いたことがあるのに!なんでこんなにも虫が寄ってくるのだ!フラッシュライトで辺りを照らすと、テーブル、コンテナ、ミニシェルフの上、そしてラーメンを食べた後の鍋の中まで羽アリだらけになっているじゃありませんか!ランタンポールに吊るしたLEDランタンにも羽アリがビッシリ。ランタンポールにもゾロゾロと行列を作るように羽アリが集っています。

「うわぁ!キメェ!」と、斜め前でソロキャンプをしていたおじさんも叫んでいます。レッドレンザーだけ電気を消し、とりあえず息を整えます。やべぇ、どうしよ。とりあえずランタンポールのライトはそのままにして、少しでも自分から虫が離れ、そっち方面に集まってもらうように期待します。

10分くらい経ったでしょうか。おかげさまで、先ほどまでバシバシぶち当たってきていた羽アリはなりを潜めます。しかし、相変わらずランタンポールは羽アリの巣と化しています。きもち悪りぃ。さっきのおじさんだけではなく、他の人たちも一斉にバタバタとテントに避難しているようです。しかしなぁ。朝、この羽アリにまみれた光景は見たくない。今のうちに、羽アリの注意がよそに向いている隙に片付けたい。

テーブルにビッシリの羽アリ。ティッシュで拭く?素手で払う?いやいやいや、めっちゃ嫌だ。その時、ふと思い出したのです。「あれがあるじゃん!」と。

それがこれ。

僕が使っているのは無印良品の「卓上ほうき」

このリンクはアフィリエイトではありません。無印良品で300円くらいで買えますから、お近くの方は気が向いた時にでは手に取ってみてください。

アマゾンで購入できるのは、こういうやつですかね。

これ、無印よりお高めですが、大きさが無印良品と同じくらいで嵩張りづらく、毛量も多いので良いですね。。。
ちなみに、サイズは全長23cm、厚み1.3cm、高さ7.5cm。これ以上大きくなると、ちょっと嵩張るというか、ゴツくなると思います。無印良品のブラシもほぼ同じ大きさですよ。流石に無印良品のブラシがヘタってきたら、こちらの乗り換えようかしら。あと、こちらの商品については、リンクから購入いただけると10円くらい僕の懐が暖かくなります。すみません。

このブラシ、僕は常にキャンプで携帯しているんです。用途としては、抜いたペグの土を払ったり、テントについた砂埃を払ったり、知らず知らず体にくっついてる虫(例えばマダニやクモなど)を払い落としたり、フィールドが湿っていると靴底に詰まった土で車がひどく汚れるので靴底を擦って土を落としたり。
なので、ある程度コシというか強さのある毛と、携帯しやすいサイズ感が大切。僕のおすすめは「馬毛」が使われているブラシです。ネットでは「卓上ブラシ」「卓上ほうき」などと併せて検索すると、素敵なものに出会えるかもしれませんね。
無印良品のブラシにも馬毛が混ざっているようで、質感にコシがあるので、ある程度ゴシゴシと使えるので、ペグについた多少の土なら問題なく落とせます。(うっすら残る砂汚れすら気になる方は拭いてくださいね)

で、羽アリだらけになったテーブルやミニシェルフたち。ブラシでサッサッサッ!と払うと、スッキリ。羽アリに触れることなく、潰すこともなく、ものの30秒くらいでテーブルもキレイになりました。よかった。まじで持ってきていてよかった。鍋に入った虫は流石に払えなかったので水でゆすぎましたが。

「あると助かる」アイテムとして活用してきました。それが、この夏キャンプを通じて「必需品」になりました。
先ほど説明した通り、いろんな用途で使えます。キャンプ用のブラシは1つコンテナやリュックに忍ばせておくことをおすすめします!

おしまい

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