カナダ移住は場所選びが大切。|カナダに親子留学中のフリーランスママ日記
こんにちは、カナダのロンドンオンタリオに親子留学中のさやです。
(写真は最近毎日通っている近所の公園です。)
カナダに引っ越して約2週間。
初めは時差ボケや硬水に苦戦していた私たちですが、すっかりこちらの生活に慣れつつあります。
数週間前まで毎日のように猛暑日だった日本での生活と比べると、気候が穏やかでかなり過ごしやすい毎日です。
この街、このアパートを選んで本当に良かった!
今日はそんな話を綴っていきます。
エピソード1|とにかく声をかけてくれる
カナダの皆さんはとにかく親切でフレンドリー。
まず驚いたのが、ご近所の皆さんがとにかく話しかけてくれること。
こんな感じで、ご近所さんも、通りすがりの方々も、本当によく話しかけてくれます。
四国の田舎出身の私にとって、これはちょっと懐かしい光景です。
子どもの頃は、知っている人でもそうでない人でも、道をすれ違う際には必ずみんな挨拶をしていました。
地域のおじさん、おばさんたちが、
こんな感じでしょっちゅう話しかけてくれます。
私たちのつたない英語もなんとか聞き取ろうとしてくださったり、できるだけゆっくり話してくれたり。
寛容というか、おおらかというか。
迎え入れてくれる雰囲気が言葉や態度から伝わってきて、とても安心感があります。
エピソード2|感謝の気持ちを言葉にする
それから、感謝の言葉をしっかり言葉にする文化にも驚きました。
東京でバスに乗り降りするとき、運転手さんに挨拶をする人は稀ではないでしょうか。
でもこちらの方は、乗るとき・降りるときにほとんどの方が挨拶をします。
ちゃんと運転手さんに声が届くように、大きな声で感謝を伝えて降りていきます。
これも昔の日本や田舎では当たり前なのかもしれませんが、今でもみんなが当たり前に続けている姿に、すごく清々しさを感じました。
私一家も、バスやスーパーのレジなどで必ずお礼を伝えるようになりました。
子どもたちにとっても、良い影響ではないかと思っています。
エピソード3|子どもにやさしい
ロンドンオンタリオのみなさんは、子どもたちをとても温かく見守ってくれます。
夕方我が家を訪ねてきて、「孫が使っていたおもちゃだけど、良かったら使って」とわざわざプレゼントしてくださるご近所さんもいます。
スーパーで小学生くらいの子どもたちが多少大きな声で騒いでいてもみんなイライラしていないし、嫌な顔もしません。
たった2週間しか経っていませんが、すごく子育てしやすい環境だなぁと実感します。
エピソード4|ルールに縛られない"おせっかい"
もう1つ印象的だった出来事があります。
大型スーパーでまとめ買いをした私たちは、その日大きなキャリーバッグを引きながらバス停を目指して歩いていました。
ところが残念ながらバスの時間に間に合わず、交差点で出発済みのバスに遭遇。
「次の便を待つか」
と思っていたそのとき、バスの運転手さんがこちらを見て、入り口を開けて乗車を促してくれたのです。
バス停から数メートル離れた交差点。信号で停車中の出来事です。
大きな荷物を引いて大変そうだな、と思ってくれたのでしょうか。
バスに限らず、マニュアル以外の対応を禁止されていたり、奨励されていなかったりすることが多いのではないでしょうか。
今回の運転手さんがたまたま(良い意味で)おせっかいな方だったのか、それとも市民全体が穏やかなのかはわかりませんが、とにかく私たち家族はとても助かりました。
些細な出来事ですが、きっとずっと忘れないだろうなぁと思います。
【結論】カナダ移住で一番大事なのは「場所選び」かもしれない。
日本人は優しい、親切だとよく耳にします。
でも、カナダの皆さんも同じぐらい親切で、そしてフレンドリーだと感じます。
たくさんの親切や温かさのおかげで、カナダ生活を穏やかにスタートできていることに、日々感謝の気持ちでいっぱいです。
すごく居心地の良い文化です。
もちろん、一口にカナダといってもかなり広く、文化や雰囲気は地域によって異なると思います。
私たちはオンタリオ州のロンドンという日本では全く知名度のない地域を選びました。
その中でも、ダウンタウンのように活気はないけれど、穏やかそうな住宅街にアパートを選びました。
近所に大型スーパーなどの商業施設がないのはデメリットですが、トータルで考えても良い選択だったと感じています。
カナダ移住を検討されているみなさんは、ぜひ自分の移住目的に沿った場所選びを大切にしてくださいね。
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