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わからないなりに、やっていけるかどうか?

とにかくわからないことが多い

介護や手続きに関してわからないことってありますよね?介護って突然始まってしまいます。そして、
・何から手続きをしていいのか
・誰に相談していいのか
・どのくらい費用がいるのか
・その手続きなんかをするのに、どのくらいの日数が必要なのか
・会社はどのくらい休めばいいのか、1日でいける?半休をとる?
などなど、あります。
それもご家庭の環境(マンションか1建屋か、メインスペースはどこか)やご病気(進行度や特定疾患かどうか)介護度によっても様々

でも、こういうこともある程度やっていって、知識がついていって初めて湧いてくる疑問であって、まったくの最初ならさっぱり想像がつかない方もおいいのかもしれませんね

私たち医療者も分からない部分がある

医療者もその分野では専門でも、それ以外は案外知らないってあるんですよね。私は看護師でがんの方の担当はどの病棟でもしていたので(というか、がんというご病気はどの診療科にもだいたいおられるので)どんな治療があって、どういう進行なのか多くの方をみてきて、わかっています。ですので、その知識をもって母親のことも、医師と話し合ってこちらの意見も言えたわけです。
ただ介護のこととなると、分からない部分が多かったのです。病棟で退院支援といって、病院にある地域連携部へ連携して、患者様がどんな坊門サービスが必要かなどを考えながら、ご自宅で生活できるようにサポートをします。でも細かな手続き方法なんかはソーシャルワーカーという職種の方が説明してくださるので、看護師はそこは立ち会って話を聞いてはいませんでした。だから母親の介護の手続きをもろもろするときは、ソーシャルワーカーさんに教えてもらい、市役所や地域包括へ出向いて初めて流れを知りました。あ〜こういうことを家族さんはされていたんだなな〜って初めてしる感じです。
訪問看護へ転職しても、どうやってサービスを受けているのか、ケアマネさんがどういう仕事をされているのか、ケアプランの実際をみたりするのは初めてで、実際に訪問したりケアマネさんと話をしたり、担当者会議に参加したりして、初めてしりました。

複雑なんですよね

介護にかんするあらゆることって複雑なんですよね。だから伝わりにくいのもあるのかな〜。いろんな要素やサービスが絡んでいるからそれが難しくさせていますね。
「親の看取り意見交換会」を開催して、みなさんがどういう問題を抱えているのか、なんてことを初めて知ることもとても多いです。

そういう意味でも、この会を開催していてよかったと感じます。
次回は9月27日21時に開催いたします。

またがんの介護の経験から現在無料相談会を行なっています。
認知科学に基づく悩みから解放されるレスキューワーク付きです。


サポートはすべてがん介護のサポート活動にあてさせていただきます。 背中を押していただけると、嬉しいです