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ホラーな休日になってしまった

連休最終日。
何となく気分が沈みがちだったので、そんな気持ちを立ち直らせたいと思ったのですが、そう上手くはいかないものです。

午前中。何となく気が重い。注文していた雑誌が届き、整理する。最近本を読むペースは上がってきたけど、それ以上に積読本がどんどん増えていく…。

お昼。映画を観に行く。

たまたま見つけて気になった作品。前もってあらすじを読んで、ただならぬ作品だと思ったけど、想像以上だった。
まず、描写が生々しい。主人公が過激なシーンの仕事をする場面はもちろん、アイドルに取り巻く度を超えた熱狂的なファン、撮影現場の大人たち。芸能界の裏側にあるであろう恐ろしさを、二次元のアニメを介しているにも関わらずダイレクトに伝えてきた。芸能界はキラキラだけではないと知った大人になってから観るべき作品(正直、R-15でいいのか?と思ってしまった)。

あと、ストーリーについて行くのに必死だった。現実と幻の区別が観ている側も難しく、夢中で見入ってしまった。結末には、驚きと同時に、大人になって抱いてしまう「過去への執着」が度を超えた時の恐ろしさを感じた。

これ、25年前の作品なんだな…。今観ても考えるものがある。そもそも公開当時は記憶がないくらい私も幼かった。その時期の社会的な闇が未だに根を張っていることに気付かされる。怖かったなあ、でももう一回観たい気持ちもある。

その後病院に行き、疲れが溜まったのか、寝落ち。
目覚めてすぐに、なぜか貪るように小説を読み始めた。小説といっても本ではなく、最近書籍化され話題になったWeb小説だ。

もともとホラーは苦手。苦手というよりも、性格的に絶対怖がってトラウマになるだろうと自ら触れることは少なかった。ホラー映画も観たことないし、お化け屋敷もお祭りの簡易的なものしか入ったことがない。

書店で書籍版を見つけ、情報量の少なさに逆に惹きつけられた。

過去の雑誌記事や手紙、インタビュー書き起こしなど、様々な媒体を読み進めることで物語が進んでいく。この斬新なスタイルが純粋に面白くて引き込まれた。その分、読み進めるにつれ、怖さが増していく。普段じっくり読む派の私も、思わず流し読みしてしまった。
これが書籍だとどうなるのか。怖いけど、手に取って読んでみたい。

Web発のホラー小説といえば、雨穴さんにハマり、「変な家」の動画を観て小説版も読破、「変な絵」も読もうと思ってる最中。夏も終わりで寒くなるのに、何でホラーを見てしまうのだろう…。

「近畿地方のある場所について」を読み終えたのが、20時頃。このあと眠りにつくのもなんか怖いので、最近ハマってる(G)I-DLEを聴いてテンションを爆上げた。「Queencard」は中毒性高くてポジティブになれるし、一番好きな「Nxde」はもはや芸術作品。
THE FIRST TAKE がアップされた時は驚いたなあ。ひたすら歓喜。

ここまでテンション上げてもまだ少し怖いので、お文具さんの写真を載せて寝ます。

明日は仕事だ!おやすみなさい!

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