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Laputaほぼ全曲聴き倒してランク付けしてみたvol 1

どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬

過去にLUNA SEA、GLAY、黒夢、L'Arc〜en〜Ciel、THE YELLOW MONKEY、SOPHIAとやってきた全曲レビューランキングシリーズ!!

(こちらから全部見れます)

7回目となる今回は!
Laputaの出番でございます!!

これまでのバンドの中では圧倒的に知名度はないと思いますが、90年代を代表とするヴィジュアル系バンドで、その筋の方ならば知らない人はいないレベルの知名度ではあり、僕は30年近く聴き続けてきました。

そして2023年8月に残念なお知らせが

僕の中ではなかなかにショックというか、なんともいえない月日の流れを感じて改めてこれからも聴き続けていこうと思い全曲ランキングに記そうと思いました。

いつも通り収録アルバムなんかとともに紹介していきます!
早速いってみましょー!



10点!!

1位 私が消える
(インディーズシングル)

YouTubeにもオリジナル音源が見つからなくてニコニコ動画から。

ラピュータファンの人からは賛否がわかれそうな
1位なんですよね、、
何故なら唯一オリジナルメンバーではないインディーズシングルで、しかもオリジナルメンバー作曲じゃないんです。

でも、僕この曲がめちゃくちゃ好きで好きで、、アーティスト括らずに知ってる全曲合わせても相当上位に来ます。

イントロから不協和音極まりない不気味なカッティングがまず印象的で、これだけギター練習しましたからね(笑)

ねっとりとした🅰️メロ

「素晴らしき死骸達 素敵な理想
啜泣く凡人に 『死ンデシマエ』と笑う
蘇る残骸達 鬼畜な思考
病的な歓楽劇 破滅のシナリオ 」

昔のインディーズV系あるあるなちょっとホラータッチなテイスト。
(黒夢のインディーズの時とかもこんな感じよね)

🅱️メロは一転してソリッドでシャープな展開でカッコいい!

「しがみつく蜘蛛の糸 ・・・・・・ちぎれる
屈辱で腹を満たす
キレイな花を『キレイ』と言えば
侮辱の華が咲く 」

「私が消える」

という印象的なタイトルコールでメロディアスなサビに突入。

間奏のベースソロから再び🅱️メロへの入り方も気持ちいい。

「膝を抱えて震えてる 私は灰と化す
同化・・・紛れるエキストラ
浄化・・・死を選ぶ私 完璧な私」

そしてエンディングのドラマティックな終わり方もすこぶる好み。
何回聴いても飽きないですね、、
耽美ダークヴィジュアルの至高の一曲だと思う。

2.位 奈落の底
(インディーズ ミニ「眩く廃人」)

動画は当時の新宿でのゲリラライブ。
ほとんどの人はLaputa?って感じだと思いますが当時インディーズからメジャーデビューするぐらいの時点でこの熱狂を巻き起こせる程の人気バンドでした。

間奏でその場所その場所の地名を叫ぶ演出が厨2カッコいい。
「堕ちろ!新宿ーッ!!」みたいな。

ダークハードV系あるあるのツタツタビートにサビはノリやすいメロディアスな展開。

初期から終盤までの人気曲。

「罪を明かす 閉ざされた 全ては私に
墜ちて行く 堕落する 奈落の底へ
汚れたこの手 汚れた身体
孤独 奈落の底へ
邪悪の思考 偽善の笑み
懺悔 奈落の底へ」

3位Instead of ache(1st「蜉蝣」)

ラピュータの魅力の柱はダークさとハードさとメロディアスだと本人達も言ってるんですが、個人的には大人しめの曲のセンスも他の同系統のバンドよりも抜きん出てると思っていて、🅰️メロのアンニュイさなんかはL'Arc〜en〜Cielのアンティシャスを思わせる妖艶さで楽曲レベルの高さを感じさせてくれます。

初めて聞いたのはライブビデオだったんですが、そのビデオも擦り切れるほど聴きました。

「さよならだけが
この痛みの 代わりになるの?
為す術も無くただ見ていた あなたを」

4位MASTER 〜Go beyond dimension〜(1st 「蜉蝣」)

イントロカッコ良さNo.1!!
ライブではイントロのドラム始まりからのタイトルコール「マスター!!」
が痺れます。疾走感がたまらない。

加えて歌詞もとても印象的で

「夢…白昼に ぶら下がる
這い上がる者の 惨劇
夢…白日に 砕け散る
這い上がれない者よ」

「もう 壊さないで これ以上は
耐え切れない
もう 笑わないで
眩しすぎる あなた」
「今…完璧を 弄ぶ
堕ちて行く者の 美意識
今…残像と 崩れ行く
堕ちて転がる者よ」

「もう 偽らないで 水の中で戯れない
もう 息苦しくて 破裂しそう」

昨今の夢追い人達と夢破れし者たちの感じが揶揄されてる感じがしてスピード感もありゾクゾクする。

「"愛し続けたい"ただそれだけの事を
伝えられなくて 目があわせられない
哀しそうな空にそっと手を差し伸べる
突き抜ける夢は形にならない
そっと抱き寄せる 架空のあなたのこと
Go beyond dimension…“MASTER"」

サビの「事を〜」のメロの詰まり方がめちゃくちゃ好き。
最後の最後にサブタイトル✖️タイトルコールで〆てのブレイクエンドも死ぬほどカッコいい!!
直訳すると"次元を超えた支配者"

なんだかいろんな想像ができて大好きな曲です。

5位 罠(インディーズ フル「眩暈」)

これ初めて聞いたの17.8歳の頃かなー。
とにかくこういうストレートに退廃した雰囲気の曲にめちゃくちゃ影響されましたね。

今のアングラな世界って、ある種構築されててテクニカルな印象があるんよね、メンヘラ感が極まってるというか、、

昔はもっとシンプルで「殺せ!」みたいな暴力的な感じだった。

「君を罠にかける」

っていうセリフから始まる荒々しいギターリフとドラミングに気持ちは自然に高まってた。

「なだらかな丘の上 君の墓を立てよう
僕を汚した罪は 拭いとる事はできない
不協和音の中で君が 
のたうちまわっていた
僕の願いが今 君に届いたのかな」

猟奇的な歌詞にもワクワクした。

あー、こういう世界があるんだ!楽しい!面白い!ってなって
ヴィジュアル系の世界にのめり込んでいったホント初期衝動的な曲の一つ。
このテの曲調としては珍しくサブスクでも聴けるので気になる人はチェックを🎵

6位Shape(9thシングル)

ラピュータはバラードもめちゃくちゃ良いんすよ。

「寄らば大樹の影と アテにしすぎたの
ここがどこなのか わからずにいたんだ」

この曲はなんていうか、人生に疲れた感じがたまんないっすね、、
当時はゆうて僕もまだ20代も中頃だったはずだけど、メロディの美しさと儚さに歌詞がマッチして浸りまくってた。

「ねぇ 背中押す力
ちょっと貸しておくれ
1人じゃまだ 飛べないよ
馳せる思いはいつか 僕をもっと
ダメにすると 貴方が教えてくれた」

ここたまんないすね。

「羽の色なんて なんでもいい
ただ飛べるだけでいい」

沁みますねぇ、、

7位Feelin'the sky(5thシングル)

なんとバラード調の曲がこのクソ上位に2連発!!ダーク&ハードをウリにするV系バンドにしてこの作風の広さと魅力の奥深さたるや、、
"君を罠にかけて君の墓をたてよう"としてたバンドとは思えません(笑)

akiさんのハイトーンヴォーカルが胸を突くように抜けてくるんですよね。

間奏空けのサビのエコーとブレイクアレンジが鬼カッケェですよ、、
エンディングのコーラスワークの盛り上がりもたまんないです。

8位 泥〜IN BOG IN WORST〜
(インディーズ ミニ「眩く廃人」)

というわけでダークでハードなラピュータが戻ってきました(笑)
コッテコテです。

好きな人はめちゃくちゃ好き
嫌いな人は一生聴くことがない
ザ!V系ワールド!!

最近のV系は物語とか背景が歌詞からわかりやすかったりするんですが、この頃はやっぱわけわからんくて最高すね。

「多くの群衆が歓喜と恐怖に溢れ
断頭台には君の頭 時計の針が12時ちょうどを
示すと同時に君の頭は身体から引き離された 
転がる頭には無数の蟻が密に群がるように
君の頭を食い散らかした」

間奏は早口でこう語られてます。
今でも暗記してるなぁ。

曲的には🅱️メロが凄く好き。

「拾い集めた 悲話のカケラを
被害妄想に 悲劇のヒロインに」

9位 EVE(2ndシングル)

V系王道耽美センチロックでファン人気も高いジングル曲。
「最後の夜は〜」と
ブレイクから入るサビが印象的。

個人的には🅱️メロの「プラチナの雨あられ」というフレーズが独特でとても気に入ってます。

こういうオリジナルなフレーズってとても魅力的。でも狙ってやりすぎるとダサすぎるんよなぁ。

10位Jesus(4th「翔裸」)

バンドの成熟期にリリースされたアルバムの象徴的ナンバー。
メロディセンスも曲アレンジも高水準に仕上がってる。

昔からのファンも、近辺のファンも納得の程よいメジャー感も兼ね備えてる良曲

「I don't like you 掲げた愁い
(I) was in deep grief 馬鹿げた悲鳴
僕の神様なんていないさ
I don't like you 輝く時
(I) was in deep grief 
羽撃く時 僕しだいさ」


9.5点!!

11位too late
(インディーズフル「眩暈」)

この曲めちゃくちゃ好きですねー。
当時はそうでもなかったけど聴けば聴くほど味が出る、いわゆるスルメ曲。

テンポが速いわけでもないし
もちろんポップでもなく、かといってバラードでもない。
こういうタイプを僕、雰囲気系って呼んでたりするんですが、、

メロウなギターソロから始まり、不協和音にカッティングと絡み合う間奏がかなり気に入ってます。

12位 舌(1stシングルカップリング)

デビューシングルのカップリングで後にカップリングベストアルバムにリメイクして収録。

動画はそのリメイク版。
こちらも悪くないんだけど個人的にはシングルのカップリング版の方が好き。
YouTubeにもなくて、サブスクにもないのでニコニコ動画で探してきました。

探し物はニコニコ!!

罠や泥といった曲の系譜のコッテコテの古典ダークV系。

速いテンポやシャウトでたたみかけて、メロディアスなサビ。
間違いねぇっす。
好きな人だけ聴けば良い。

Ah..舌以外のパーツが別の人格に
Ah..唾液の冷や汗が溢れ溢れ出る
Ah..五感のうちの四感が働かない
Ah..噛み切られないように舌を巻け

13位 Virgin cry(8thシングル)

シンセからはじまるオープニングから始まる綺麗系シングル曲。

ラピュータの恋愛を匂わせる曲ってドラマ的というか、、ちょっと格式ばったシリアスさがある。

程よい悲壮感とナルシズムが心地よい。

「途絶えた二人の地図
行く先 解らぬまま
Virgin cry…泣き明かした」

14位 an eternity
(インディーズ ミニ「眩く廃人」)

ハイテンポで掛け合いのようなサビがライブで盛り上がる昔からの人気ナンバー。

サビ後のクライマックスメロディの盛り上がりもめちゃくちゃ仕上がってる。
ラピュータは編曲が素晴らしくカッコいいと思う。

「僕等の輝ける未来は
神様が悪戯に描いた
息を吹き込まれた時から
僕等の全ては決まっていた」

虚無な歌詞よねぇ。

15位 ケミカルリアクション(3rd 麝香)

わかりやすく"暴れてくださいね🎵"
っていう楽曲。

メジャーデビュー後3枚目のアルバムでもまだこういう曲を収録してくれることに古くからのファンはニンマリしていたであろう曲。僕も聴きながら安心してたなぁ、、。

「今夜 私を殺しに来るのは何処の誰だ
首が無い私が今、殺し屋になりましょう
想像してみるがいい
殺すべき奴らをすぐ
この汁を飲むがいい
殺すべき奴はオマエ」

気に入らないやつは死んで欲しい
気に入らないやつは殺したい
そんなテンションの時期ってあるじゃないですか?
そんな厨2病拗らせ時期にガッツリハマりましたねー。

え?そんな時期なかったって!?


9点!!

16位 硝子の肖像(1stシングル)

デビューシングル。
当時は月9やらなんやらでドラマがとにかく流行ってて、なんだかドラマのタイトルみたいだなってメンバー自身も雑誌のインタビューでイジってた記憶があります。

V系がコアファンにも新規ファンにも聴きやすい曲を作るとこうなりますよーっていうお手本のような曲。

少し地味な印象もあるけどクオリティは凄く高い。

「僕を傷付けてしまった君は
何も気付かずに 笑ってるでしょう
創り上げて来た物は崩れ
僕の代わりなら何処にでも」

女々しさ✖️アンニュイな歌詞も切なくて良い。

17位 Scapegoat
(インディーズフル 眩暈)

ラピュータは僕のDEEPなV系デビューの中でも相当古いバンドでして、、当時はこうしたインディーズCDも手に入らなかったんです。

近所のCD売り場は取り扱ってないし、通信販売なんて使い方もわからないし、
雑誌を買い漁り、数少ないインディーズCD取扱店に足しげく通って、それっぽいバンドを全部買い占めてた。

この曲はアルバムの一曲目。

CDをとりだして再生ボタンを押すと流れ出すノイジーなギターに荒れ狂うリズム隊、妖しくも美しいメロディ、退廃的な歌詞。

この頃のワクワクやドキドキったらなかったな。

「何も見えなくて 何も出来ずただ
一人きりになる 一人佇んでいる
僕の身代わりに 僕の罰を今
何処で間違って 何処ですれ違った」

18位 LOWSPIRITED(2nd 絵斑)

楽曲を表現する語彙力がなくて情けないんですが、この曲は僕の中でラピュータとしてはちょっと熱っぽいというか、、ドロッとした情緒を感じる曲なんです。

🅰️メロも🅱️メロもサビもずっとメロディアスだからかもしれない。

「異形景色 首が爛れる気持ち」

サビの一節なんだけど、異形景色って言葉を使う事がないし、首がただれる気持ちもわからん(笑)
でも記憶に残るんよな、、

19位 Insatiable
(インディーズ ミニ「眩く廃人」)

インディーズ最初のアルバムに収録されて、後にミニアルバムですぐに再録された。よりライブ感のある仕上がりになって、掛け声も叫びやすいし、頭も振りやすい曲。

勢い一辺倒になるのではなくサビのメロディは妖艶な雰囲気で世界観を作り上げてる。

「Insatiable
満たされないままでいい
未完を歩み続けよう
閉ざされないままでいい
理性を破壊し続けよう
報われないままでいい
偽装の幸福に溺れよう」

タイトルの意味は「飽くなき」
常に何かを追い求めるって事なのかな。
あんまり意味考えた事ない←

20位 Refrain Limit / Drug Habit
(4th 翔裸)

後期ラピュータはデジロックの流れになっていくんだけど、その走りとなった楽曲の一つだと思ってる。

「Refrain Limit Drug Habit 終止符を...
Refrain Limit Drug Habit 生命の偽造」


8.5点!!

21位 WITH the WIND
(3rdシングルカップリング)

ファン人気めちゃくちゃ高いライブでも定番の曲。節々にラピュータらしさはあるものの、ラピュータの代表曲の中ではトップクラスにPOPな仕上がり。

特にサビは歌謡曲としても遜色ない受け入れられやすいものとなっている。

🅱️メロの不安定さがサビの気持ちよさをひきたててる。

このシングルがラピュータで一番有名なこともあり、このカップリングも割と有名、、なはず。

いや、そもそも一般知名度がかなり低いのですが。

22位 揺れながら...(4thシングル)

前シングルでそこそこヒットとなり、畳み掛けるように王道のV系シングルを繰り出したわけだが、やはりファン層の外に届くことはなかった印象。

好きな人にとってはホントに唯一無二で、V系屈指のクオリティを誇るバンドなんですが、、なかなかセールスとなるとヒットの壁は遠かった。

むしろ今の時代ならば、コア層をもっと巻き込めてたかも。
当時はメジャーアーティストにならないと生き残れない時代だったもんなぁ。

23位 ALKALOID(2nd 絵斑)

英詞って事もあるんだけど、とにかくアグレッシブでカッコいい。

ラピュータのakiさんのボーカルはもう一つの楽器って感じがとても強い。
抜け感のある高音シャウトは憧れたなぁ。

ループ感も相まって気持ち良くトリップできる曲。

24位 Borderline(5th 楽園)

シンプルにロックしてる。
ラピュータでこういうのもいいなぁ。

さらなるバンドの進化を期待させる楽曲だったんですが、次のアルバムからゴリゴリのデジロックになって、かなりの賛否を巻き起こしていった。
色々と模索期だったように思う。

25位 Devil's Waiting(5th 楽園)

11分11秒から
この曲は単品がニコニコにも見つからず。

凄く、、虚無ってて好きですねこの曲。
20代から虚無ってました。
40過ぎると昔に趣味嗜好が戻ると言われたりしてて、僕で言えば確かになぁと思います。

「もう僕には 何もかもが
素晴らしく見えてしょうがない
でも君には 何もかもが
バカらしく見えてしょうがない」

「繰り返す悪徳 
殺し合って奪う者
レクイエムを送る 
語り継ぐ歌は闇の中」

「歌い続けた破滅へのメロディ」

未来は絶望だよねー。っていう雰囲気が僕は心地よいのです。

26位以降はこちら↓


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