8/5。ギタリストのCANDY MANです。

夏真っ盛り。毎年「今年はクーラーつけよう」と思っても人工的な冷風が苦手なので、扇風機等々で誤魔化してしまう。この時期は朝起きたらシャワーを浴びるという日課が追加された。

自分には色んな日課がある。例えば日記はもう10年以上書き続けてる。このnoteも毎週土曜(たまに日曜)更新は1年半続いている。

その日課の中でも奇妙なものが一つある。

それは「デジマートでヴィンテージ楽器を見る」だ。

デジマートとは大手楽器検索サイト。

ここにヴィンテージ専門ページがある。

ここを毎日覗くのだ。所謂ウィンドウショッピングだ。

もう3年くらい前の、コロナ禍に入ってから見始めたのだがちょっと前から変化がある。

ヴィンテージギターが相当値上がりしている。

ちょっと頑張って買おうとする気が瞬時に消え失せるくらい。

今日のテーマは「ヴィンテージギターを買いたい」です。

例えばストラトキャスター。ジミヘンとか、クラプトンが弾いてるやつ。

1950年代後半〜1960年代前半に作られた機種が人気なのだが、コロナ禍前よりも+50万位上がってる印象。

私が愛してやまないテレキャスターも同じくらいか、もっと値上がっている。

何でこんなに値上がってるのか。

主にハイパー円安。海外から仕入れることが多く、そうなると円安の影響はダイレクトに受ける。

また本数が少ないこと。今でもヴィンテージギターが作られている、なんてことはなく今から60年以上前の数の少ないものを取り合ってるのだから、そりゃ値上がりますわ。

ギタリストではなく、お金持ちが投機目的で買うので金に糸目をつけないから以前より高い値段で買う→さらに高い値段をつけられる→高い値段で買う…という話も聞く。

これじゃいつまで経っても買えないじゃないか！

どうやったら私がヴィンテージギターを買えるようになるのか。以下その方法を上げてみよう。

•ハイパー円高にする

無理。そんなこと俺が出来たらもうこの国はおしまいです。

•ギタリストの興味をヴィンテージから逸らす

皆がヴィンテージへの興味を持たなくなったら、売れなくなる→安くなるという簡単構造。有名アーティストが「ヴィンテージ使ってるやつは時代遅れ。今は現行品を使うのがナウい」なんて言ってくれたら、皆ヴィンテージに興味を持たなくなって安くなる、かもしれない。そしたらギター自体の値上がりに一役買ってしまうか。

•ギタリストの人口を減らす

買うやつがいるから値上がるのだ、という根本的な原因を大元から断ってやろうぜ。
有名なアーティストが「今ギター弾いてるやつは時代遅れ。今はChatGPTに全て任せるのがナウい」なんて言ってくれたら、皆ギターに興味を持たなくなって安くなる、かもしれない。

•お金を手に入れる

石油王になるか、ラインやXに変わる新しいアプリを開発して莫大な資産を得るか。

結論

無理。

もうヴィンテージというのは高所得者だけのもので、車で言うならフェラーリやポルシェのようなものとして諦めるしかないのか。

現行品でヴィンテージを模したものが沢山出されていて、こちらもまぁ値上がってるがまだギリギリ手を出せる(トップ画像もそれ。買いました)

また80年代という、ヴィンテージというより中古じゃねーかよ素晴らしい楽器があるのでそちらをせこせこ集めて5年後に高値で売りつけてやろうと思います。

以上。

今日の一曲　布袋寅泰「POISON」

テレキャスターといえば、布袋寅泰さん。
POISONが一番好き。