見出し画像

ドラゴン (ドラコ、ドラコーン)

十干も十二支も、 誰が考えたの?

中国の殷の時代 ( 紀元前17世紀頃〜紀元前1046年頃 ) に考えられたもので
『誰が?』は不明
戦乱のなか 策士 (?) が考え出した説が有力
十干と十二支を組み合わせて日付を記録していたのだとか。

後に「木・火・土・金・水」の五行思想と結びつき
十干は、 
甲…木の兄 ( きのえ )
乙…木の弟 ( きのと )
丙…火の兄 ( ひのえ )
丁…火の弟 ( ひのと )
戊…土の兄 ( つちのえ )
己…土の弟 ( つちのと )
庚…金の兄 ( かのえ )
辛…金の弟 ( かのと )
壬…水の兄 ( みずのえ )
癸…水の弟 ( みずのと )

十二支は、 
覚えやすくするため動物と関連づけられるようになり
この動物のことを十二生肖というそう

十二支:
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

十二生肖:
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・豚 ( 猪 )

どうも おかしい
1頭だけ 空想上の生物が混ざっている。

久々に いっちゃいましょうか
一説を基に!妄想!

【 玉皇大帝 ( ぎょくこうたいてい ) の召集により
それぞれの動物にちなんだ名前で年を数えること、 
動物たちが会合に到着した順に並べるよう決まった

競争スタート ( 割愛 )

龍:「 世に恵を与えるのが私の仕事。実体化して来いなんて ...  」

蛇:「 遠いなあ ... 帝んとこ まだかなあ。嫌だなあ。
体中 土埃まみれだし 腹の鱗はボロボロになっちゃったよ 」

龍:「 蛇さーん 大丈夫~?」

蛇:「 ん? どこからか声が 」

龍:「 ここですよー、 上見て 上ッ 」

蛇:「 上? うわっ! あんた誰?!」

龍:「 驚かせてごめんなさい、 普段は体を隠してるから知らなくて当然。
初めまして、 私は 川の化身です 」

蛇:「 川の化身?... 神様的な感じですか? 」

龍:「 まぁ そんな感じかな。
そんなことより、 蛇さんの体が心配 」

蛇:「 ... 行くの やめよぅかな 」

龍:「 あら、 もしかして 蛇さんも競争参加者? 」

蛇:「 はい。この調子じゃ期日に間に合うかどうか。辿り着いても一番最後でしょう 」

龍:「 そうとは限らない!さぁさ 私の背に乗って!」

大空を一っ飛び
ゴール一歩手前で

玉帝:「 おおーっ 兎の次は 化物か 」

龍:「 こら 玉ちゃん! 」

玉帝:「 はっはっは、 そうカッカするな、 
まさかのぅ、 お前が飛んで来てくれるとは 」

龍:「 このために修行したのよ、 私が道歩いてたら不自然でしょ 」

蛇:「 ぁのぉ ... 俺、 降りていいっすか?」

玉帝:「 蛇よ、 お前も よく来てくれたな 」

龍:「 まったくもぅ、 玉ちゃんてば呑気なんだからッ
蛇さん、 どうぞ お先にゴールして 」

蛇:「 いえいえ、 あなたの助けがなかったら俺は途中で干からびていたかもしれません。感謝します。あなたから どうぞ 」

龍:「 だったら、 私と蛇さんの順番は 玉ちゃんが決めて 」

玉帝:「 うむ。気持ちを汲んで、 龍の次を蛇としよう 」】

妄想 終了!! 

何故、 龍を呼んだのか。いまだ謎のまま
( 諸説あり。野暮な気もするので止めておく )。

余談だが
西洋で ドラコ ( 龍 ) は元々が蛇で、 悪魔的扱い。レッド・ドラゴンだけは英雄。
東洋で 龍 ( 辰 ) は ...
皆様のイメージ通り。これも野暮、 もぅお腹いっぱいなのであえて書かない。