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モンゴル植林地を見学してきました!

こんにちは。カーボンフリーコンサルティング株式会社(CFC)環境戦略事業部のリリアナです。
前回の記事では、弊社の事業を紹介しました。今回は、弊社の植林事業関連でモンゴルに行ってきた職員SさんとTさんにインタビューをしました!
 今回、何しにモンゴルへ?
 お二人は9月に、モンゴルの植林地見学ツアーに参加し、植林地の状況確認や植林体験を行いました。また、植林地訪問以外にも、トングリ村の学校で校長先生と面談し、学校での環境教育についてお話を聞いたり、植林する苗を育てている場所へ訪問し、苗を育てる難しさを学び、手作りの温室を見学したりしました。もちろん、実際に木を植えるといった作業も行いました。

秋の植栽作業

  モンゴルの天気はどうでしたか?
Tさん:まだ9月なのに日本と比べてだいぶ気温が低く、寒い日は最高気温が10度くらいでした。あいにくずっと雨でしたが、普段は晴れている日が多く、こんなに雨が降ることは珍しいらしいそうです。実は、モンゴルでは今年の夏は例年に比べて雨量が多かったようです。植林作業は難航しましたが、木々にとっては恵みの雨となったようでした。

近くの緑地の様子

現地の方はどんな方でしたか?
Sさん:  モンゴル人の印象としては学校で会った子供たちがとても礼儀正しく、真面目で驚きました。普段から家畜の世話など家の手伝いをすることも多いらしく、真面目な性格なのだと思います。突然授業見学しに来た私たちに対して大きい声であいさつしてくれたり、真剣に授業を受け、先生に質問されたことに対してどの学年の子も皆即答していてすごいなと思いました。

学校で会った子供たち

また初めはシャイなイメージがありましたが、村で会った人たちは暖かく、フレンドリーな方ばかりでした。

 森の様子どうでしたか?
Tさん: 植林した木は大きいもので2mを超えるものがあり、しっかり成長していました。契約地は柵で囲ってあり、放牧中の家畜が侵入できなくなっているため、柵の外よりも木や雑草が生い茂っていました。また白樺の木が自然と生えてきていたり、植林地の近くに川ができていたりと植林事業を行うことで天然の森が再生されていることが実感できました。
 Sさん:  まだ背が低い木が多いですが、着実に元の森の姿が戻りつつあるなと感じました。事業を始めた当初の写真を見せていただきましたが、本当に何もない茶色いはげ山でした。今は植林地の管理を行っているおかげで一面草原になっており、木々も成長しつつあります。中国の植林地のように森林に成長していくのが楽しみです。

④   この事業への今後の期待・今後実現したいことは?
Sさん:  植林地見学をした際、現地の方に「植林を始めた頃は何もないはげ山だったのが、徐々に元の森の姿が戻ってきているのを感じられてうれしい。こうした事業を進めてくれて本当にありがとうございます。」と言っていただいたのが強く印象に残っています。その言葉を聞いて現地の方にとっても意義のある事業を行っているんだと実感できましたし、同じような問題を抱える他の地域にも広げていきたいなと感じました。
 Tさん:  日本にいると森林伐採や砂漠化といった問題を身近に感じられないと思いますが、世界には多くの問題があります。実際、私も今回行ったモンゴルで木の違法伐採のせいで森林が消滅したという話はこの事業に参加するまで知りませんでした。多くの人に現状を知ってもらい、そういった問題に取り組むことで地球温暖化防止になったり、現地の人の雇用につながったりできればよいと思います。また弊社では国内の植林事業を行っていますが、国内の植林事業では放置林の木を管理し、再造林し、木材を売る・使うといった森林循環のお役に立てればと思います。日本は山が多く、自然豊かな国です。自然を管理し、人の生活と調和していくことで、森に住む多くの生物を守りながら気候変動と経済の両方に良い社会を実現させたいです。

お二人から真面目なお話を伺った最後に、日本から持ってきてよかったものを聞いてみたところ、現地で植林のお手伝いをしてくれる子供たちにお菓子や文房具のお土産を持っていったそうです。村の売店は小さく、手に入るものも限られていると思うので、とても喜んでくれたとのお話でした。また、トイレットペーパーを持っていけばよかったなとの声も(街中のトイレはペーパーが備え付けられてないところが多かったため。)!モンゴルに行く時の参考にしたいと思いました!

Tさんもコメントしたとおり、カーボンフリーコンサルティングでは、植林事業を行い、森林の生物多様性を守りながら、気候変動と経済の両方へ貢献することを目指しております。モンゴルの植林をはじめ、クライアント一人ひとりの課題に合わせた植林ソリューションを提供しております。ご興味・関心がある方はご気軽にご相談ください!

以上、モンゴル植林見学インタビューでした。今後ともご愛読いただければ幸いです。Stay Carbon-Free~

CFCの植林事業


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