2019/07/09 午前1時記す

 今日は髪を切った。この美容室に行くのは2回目だ。緊張してしまう。鏡の前の椅子に座るとすぐに、汗が額に浮かんでしまう。

 前回と同じ人が切ってくれた。僕が話したことを覚えてくれていた。すごい。よく覚えてますね、ぐらい言えばよかった。こちらから話しかけるのはなんだか気が引ける。

 髪を切ってもらっているときにどうしていればいいのかわからない。普段は、ハサミを持つ手を見ようとしている。しかし、ずっと手を見られていると緊張されてしまうかもしれないから、目線を逸らすようにしている。しかし目をやる場所は他にないのだ。自分の顔をじっと見ているのは疲れる。

 鏡を見ている時、自分の目の動きはわからない。担当の女性は白のタンクトップを着ていた。胸元を見ないように心がけた。しかし、一度見ないようにと思うと、無意識のうちに見てしまっているのかもしれないという思いに駆られてしまった。無意識は怖い。女性は、自分が見られているということに気づいているという話を聞いたことがある。めちゃくちゃ怖い。そういう目で見たくない、と意識はしているが無意識がそう見てしまっており、相手に不快な思いをさせてしまうのではないかと思うと怖い。

 そんなことを考えていると、いい音楽が流れた。Shazamすればよかった。誰が選曲しているんですか、ぐらい聞けばよかった。次行くときは、自分から話しかけようと思う。

 帰り道、カフェでスカートのライブを観た。プロップスとはなんだろう、ということを考えたが、まだまとまっていない。すごくいい声だった。声量がすごい。ギターうまい。話が面白い。

 帰宅後、キッチンの排水口の掃除をした。カレーを作ると嫌な匂いがしてしまう。思い出しただけでも気持ちが悪い。

 明日は、ジャズの本を読み進めよう。朝、サラダを食べる時間を作れるといい。