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面接で失敗しない"敬語"の使い方

フリー面接トレーナーのnoriさんです。

面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

みなさんは敬語は得意ですか?
私はさすがに社会人歴も17年ありますので、それなりには場面に応じた敬語を使っている!と思いたいところですが、やはり日本語は難しいです。
まだまだ得意とは言えません。

今回は面接の中で意外と見過ごしがちな敬語」についてお話しします。

日本語の先生ではないので、正解を論じることはできませんが、就職面接の中で最低限のレベルはクリアできるように一緒に考えましょう!

今日の【めんたいこ57】

社会人になって一気に変わったことは何かと振り替えれば、敬語を使って話す機会が増えたと言っても言いかもしれません。

入社当時は、職場の先輩や上司、顧客に堅苦しくぎこちない挨拶や話し方だったと思います。

社会人ならどんな職業でも必ず敬語で話すことはつきものです。
そして、社会人の入口である面接でも、最低限の敬語が求められます。

とは言え、学生であれば、なかなか敬語で話す機会は少ないかもしれません。

アルバイトで接客をされている方は一通りの経験はあるかもしれませんが、面接で話そうとしても思ったような敬語が出ないこともあるようです。

敬語で話すことは、普段使いなれてないからこそ、重要な面接トレーニングのポイントです。
敬語で話せるようになると、グッと成長を感じることができますよ✨

失敗しやすい敬語の使い方

人によって敬語の使い方はそれぞれですが、まず二重敬語のように敬語を過剰に使うことです。
丁寧にしようと思うがあまり、過剰になると思います。
(私もnoteを書きながら、過剰になることもあります)

面接や履歴書は自分を良く見てもらいたいため、過剰な敬語はある意味で自然な行為かもしれません。
ですが、面接官にとっては聞き取りにくく、「敬語の使い方を知らないのか?」と感じてしまいます。

面接や履歴書でよく見かける過剰な敬語とは、例えば、

「説明会で〇〇様がおっしゃられました御社のビジョンは・・・」
⇒おっしゃった

これは二重敬語ですね。
おっしゃる(尊敬語) + られる(尊敬語)

「〇〇様がおっしゃった」で十分です。

「アルバイトで接客の面白さを経験させていただき、御社の”お客様を第一にする接客”に興味を持たせていただきましたので御社で接客の仕事を志望させていただきました。」

聞いているだけでくどいと感じますね。
ポイントは2つです。
まず「〇〇させていただく」は相手の許可が必要な場合に使用します。

そのため、
「アルバイトで接客の面白さを経験したこと」
「御社の接客に興味を持つこと」
「御社を志望すること」
これらすべてに許可は要りません。

そして、「させていただく」というワードが連発されていて、聞き取りにくいですし、何より自分自身が話しにくいと思います。

文章で客観的に観ると冗談のように感じますが、意外と多いですよ💦

面接に限らず履歴書エントリーシートでもこのような書き方をよく見かけますので要注意です。
何より、文章の場合、「させていただく」表現は無駄に文字数が多くなり、伝えたいことが書けなくなります。

面接で使ってほしい敬語

丁寧なコミュニケーションを取ることで、その人の印象も真面目さや、真摯さ、知的なイメージがつきます。

そこでワンランクアップさせるために「クッション言葉」を使ってみましょう。

クッション言葉は話の内容によっては、ストレートに伝えることを避けた方が良い場合や、伝える事自体をためらってしまうことを、ソフトに伝えるために前置きとして添える言葉を指します。

例えば、面接中に面接官の質問が聞き取り難かったり、質問の意図がわかり難かったりします。
その際に、「もう一度質問をお願いします」だけではキツイ印象がありますので、
恐れ入りますが、もう一度質問をお願いします」などと前置きする表現です。
「すみませんが」と言っても間違いではありませんが、ワンランクアップを目指すため、「恐れ入りますが」、「失礼ですが」などと表現しましょう。

もうひとつ使ってほしい敬語は「承知しました・かしこまりました」です。

面接官からの指示「〇〇してください」と言われた際に、ついつい「了解しました」と言ってしまいそうなところを、「承知しました」と伝えられると大人っぽく感じますね。

他にも、肯定する際の返事として、「はいそうです」を敬語表現で言うと、「はい。おっしゃる通りです」と表現できるとカッコいいですね!


最後に

紹介した事例は、普段社会人でも使われている方がいますので、自然と正しいと思っているかもしれませんが、身近な社会人が必ずしも正しいとは限りません。正しいかどうか自分で見極めることも大切です。

ですが、自分では何が正しいかわからないかもしれません。
だからこそ、面接トレーニングです。
敬語の使い方を聞いてください」とリクエストすれば、指導者もフィードバックをしてくれます。

また、敬語が使えないのは、使い慣れていないからです。
英語と同じように、普段から使わないと英会話はできませんよね。

アルバイトなどで普段から社会人と接する機会をつくったり、先輩や先生に対していつもより敬語を意識して話してみてはいかがでしょうか。

機会は自分から作るもの。機会が自分を成長させます

もしアテが無ければ一度私にご相談ください。

今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~


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