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兼業している人の転職活動:書類になんて書く?

自分でも仕事をしているけれど、収入を安定させるため、あるいは仕事の幅を広げるために、雇われの仕事もしてみたいと考えている方。

私の場合は、フリーランスとして一本立ちできるほどの専門性がなかったので、長年勤めた企業を退職したあとの2回の転職は、兼業を禁止していないところを選んで応募しました。
(詳しくはこちら)

兼業禁止でなさそうなところに応募するとき悩んだこと

そういう仕事は、1年契約で、非常勤の職が多いですが、応募するときに「兼業していることはどう履歴書や職務経歴書に書いたら?」と悩みました。

だって、履歴書は兼業を前提としていないフォーマットなので、フリーの仕事で忙しくて雇われの仕事にはついていなかった期間は特に悩みました。

職務経歴書も同じ。企業での職務経歴の場合は、「**部 課長補佐(4年)」とか書きますが、「フリーランス(3か月)」などと並べて書くのもおかしいような気がして。。

書類を読む立場で考えると・・・

幸いにも、兼業前提で転職した最初の団体で、採用担当もしていたので、応募者の応募書類をのべ300名分くらい目を通す機会がありました。

アルバイトや1年契約の職員の採用だったので、兼業禁止ではありませんでした(実際はフルタイムなので兼業する余裕がある仕事ではなかった)。フリーランスの方の応募もありました。

採用する側の視点でいうと、募集している職に見合う経歴があれば、書類選考で落とすことはありませんでした。むしろ、職に関係する分野で、フリーで仕事もしながら雇われもしているという経歴の方は即戦力に見えました。

大切なのは兼業する理由

なかには、フリーランスで仕事をしてきた方の応募もあります。その場合は、応募動機をよーく読みます。

そんなつもりはないのでしょうが、行間のあちこちに、「フリーでは食べられなくて・・・」という消極的な気持ちが見え隠れするものも散見されました。

ウソでも前向きな、ポジティブな志望理由を書きたいものですね。
例えば、自分はこういうことに関心があってフリーで仕事をしてきた。この仕事はこういう点で接点があり、フリーでの経験を活かして、関心のある分野で仕事をできると思い、応募した などなど。

職務経歴書はどう書く?

職務経歴書の書式は様々ですが、一般的には、冒頭に略歴のようなものを書き、次に主だった経歴を書き、最後にスキルのようなもの、アピールできることなどを書くとまとまりがあります。

フリーの仕事については、応募している職種に近いものだけ書けばよいと思います。また、あまり細かくは書かなくてもよく、私の場合は学会事務や研修講師が主だったので、スキルのところでそういうことができることを書きました。

なぜ細かく書かなくてよいかというと、書類だけで採用が決まることはないので、採用側に??を無駄に与えるようなことは書かないほうがベターだからです。


4月採用で、年内に内定を出して人員を確保したい!と思っているところは、11月下旬で書類を締め切り、12月に面接が動くスケジュールです。

また、年内でうまく人員が確保できなかった(あるいは内定出したけど逃げられちゃった)ところは、年明けに改めて求人を出し、五月雨式に書類選考、面接をしていくスケジュールです。

新年度から働き方を変えてみようかな!と思っている方。
ぜひ、求人をチェックしたり、履歴書や職務経歴書を書いてみてください。
応援してます!!

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