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叱る、怒るの違い、褒めて伸ばす管理力3つのポイント

日本人は褒めることができない

照れくさいとか、普段から怒っているからいきなりは褒められない。

口下手だから上手く言えないというリーダーが多いのが日本企業の特徴。

リーダーの9割が怒るが9割、褒めるが1割か、もしくは怒るが10割。

日本のリーダーは常に怒鳴っているというのが現状かもしれない。

営業部でよくあるのが、朝と夕方の1日2回は怒鳴り声を聞いている。

売上目標と現在の数字、全支店の営業社員のランキングと支店のランキングが貼りだされる。

リーダーとは常に厳しくして、部下を奮い立たせようとすることが当たり前と思い込んでいる。

それではチームが育たないし、リーダーの育成もできない。

そして、弱いものが更に弱いものを叩くのが日常茶飯事である。

そのため、「どうしても褒めるのが苦手」というチームリーダーが増えています。

的確に上手に叱れる人は、ほめ上手ではなく、逆に褒めるのが上手だけど厳しくいえないチームリーダーもいる。

叱ること、褒めることの両方をチームリーダーがやらなければなりませんが、得意、不得意があっても当然のことです。

褒めるのが苦手だと思っているのであれば、少しずついろいろなことを実践してみましょう。

また、自分ができないということであれば、他人を巻き込むことが必要です。

そのためには、社内の信用預金が必要になりますから、常に他部署との連携を忘れないようにしましょう。

斜めに褒めるコミュニケーション

もし、褒めるのが苦手だと思っているチームリーダーだったとしたら、褒めることが得意な人に頼んで、チームのメンバーをほめてもらうことも必要です。

これは一見手抜きをしているように見えるけど、効果的なテクニックです。

「叱るのが上手なリーダーは叱るのが好き」というケースはほとんどありません。

重い荷物をもつ力はあるけれど、荷物をもつのが好きな人はいないようです。

叱るのはいくら得意でも大変だし、精神的にも疲れます。

しかし、褒めるとなれば話は別です。

褒めるというコミュニケーションは喜びや感謝というリアクションを伴うので、ほめ上手なリーダーの多くは褒めることが好きなのです。

頼まれたら快く引き受けてくれるでしょう。

他のチームリーダーと組んで、お互いのチームを斜めに褒め合うことも必要です。

例えば、隣の部署のリーダーが声をかけてきました。
「この前、おたくのリーダーと話す機会があったんだけど、リーダーがべた褒めだったんだよ。すっごい珍しいことだから、びっくりしちゃったよ。」とか「最近厳しく接しているように見えるけど、チーム全体が成長をしているという噂を聞いたよ」など、ちょっとした声がけをするだけで変わります。

つまり、斜めに褒めるコミュニケーション術なのです。

直属の上司からほめられることより、他部署の上司から「直属の上司が褒めている」と聞かされる方が、メンバーは信ぴょう性が高いと感じています。

決してお世辞とは思っていませんし、日頃から厳しくしているフォローなど曲解することもないでしょう。

応用形は伝聞型で褒める

もっと効果が出やすいのは役職者から褒めたり、取引先が褒めていたという事を聞くとモチベーションが上がります。

「この前、事業本部長があなたのことを絶賛していたよ。最近はいい仕事をして活躍しているって。」「この前、クライアント先に行ったら担当者があなたのことを感心していたよ。ちゃんと話を聞いてくれて、問題を整理してくれて、問題解決の提案をしてくれたって、大絶賛だった。」

自分が褒めるのがヘタなので、人の名前を借りているとというわけです。

社外の人に言われたら、必ず大げさにして本人に伝えるようにしましょう。

伝聞型をさらに応用した褒め方は、評判を立てるというテクニック。

まず、「あの人はすごく優秀だ」と、社内外でできる限り言いふらします。
それから、ある程度の時間をかけて良い評判を立てて、本人に伝わるようにするのです。

人は期待されていることがわかると、思いがけない力を発揮することができます。

チームリーダーが期待しているだけでなく、会社が自分に期待しているということになれば、メンバーの大きな飛躍も見込めるのではないでしょうか。

褒めるが8、叱るが2ぐらいがちょうどいい

斜め上からのコミュニケーションとして、隣の部署やチームを巻き込んだり、クライアントを巻き込んだりするのはいいのですが、直属の上司、部下だからこそ言えることもよくあります。

コロナショックの影響でリモートワークが浸透をしているのですが、まだまだ昨年の緊急事態宣言時と比べると今は出社しているケースが多くなっているようです。

丁々発止のコミュニケーションの場合はちゃんと見ていることを伝える必要があります。

褒めるときは全員の前でわかりやすく、端的に伝えることがポイント。
例えば「昨日、Aさんが○○会社との商談をまとめて、売上が☓☓円上がりました!」とか、「昨日Bさんの同行営業をしたら、クライアントさんからの評価が高く、信頼が厚かった。これからも大口顧客になってもらうべくがんばってください」というように褒めることができるようになればいいんです。

ちょっとしたことかもしれませんが、成長しているなぁ〜と感じる点やこういう成功事例を共有したいなぁ〜という場合は、全員の前で話をするようにしましょう。

叱る場合は全員の前でやってしまうと、パワハラ、モラハラというハラスメント事案になってしまうこともあるので、注意が必要になります。

そうならないためには会議室や目につきにくいところで叱ることをオススメします。

全員の前で叱ることも必要な場合もありますが、チーム全体の雰囲気が悪くなり、悪い情報が上がってこないこともありますので、できるだけ最悪な状態になることを避けることが管理職としては必要になります。

言い方、伝え方を気をつけないとハラスメント案件になってしまうので、伝え方には細心の注意を払うことを忘れないでください。

瞬間湯沸かし器のように烈火の如く、叱ったとしても何の効果もありません。

なぜ、こうなってしまったのか、どこか改善することができなかったのか、上司を巻き込めなかったのかなど、気づきを与えるために叱ることは有効的です。

人格を否定するのような言葉を浴びせたりするのはよくありません。

叱るときは気づきを与えて、しっかり腹落ちをさせることに注力をしていきましょう。

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