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IT断捨離やSNS断捨離で嫌われる勇気

相談は踊る!?SNSを断ち切ると幸福度が上がる!?

最近多くなったのがいろいろな人から相談を受けることが多くなりました。

blogを見ている方、twitterからなどいろいろな方法でアプローチが出る様になったからだろう。

文字だけのコミュニケーションよりも、実際に顔を合わせての相談のほうがいい。

リアクションがわかるのと、理解度もその場でわかることが多いから。

社内でも顔を合わせているぐらいの人で、仕事で絡みがない人からも相談を受けることが多い。

昨日の打ち上げの席で、面白い相談をしてくれた人がいて深イイ話だった。

挨拶をする程度でガッツリと話すことは無かったけど、斬新なことをやったと感じた。

「いや〜blogとtwitterをよく見ています。一度相談したかったんでいいですか?」と開口一番、彼は話しかけてきた。

「いいですよ。こういう場でよかったら」と私は即答をしてしまった。

「twitter以外、facebookなどのソーシャルネットを断捨離したんですけどいいですよね?」という相談だった。

いろいろと聞いていくと、ソーシャル疲れにつながってしまって、自分を見失ってしまった。

自分自身を保つためには、どうしたらそのようなスタンスを維持できるのか。

自分もそのようになりたいと思いながらも、仕事だけなくプライベートでも、ついつい周りの目を気にしたり、周りがどう考えているかと思ってしまう。

特別な方法があるのか?ということを気にしていた。

そうして出した答えがソーシャルネットの断捨離という手段だった。

しかし、周りの目が気になってしまって、自分に自信を無くしてしまったため、相談をすることにしたということがわかった。

自分の人生は自分が主演、脚本、演出

根本にあるのは、自分自身の人生を生きるために、自分自身を定義するのも、自分自身の判断基準や価値基準を定義するのも、自分以外にありえないという当たり前の考えがあります。

そして、自分は完璧な人間であるという幻想は持たないということをしています。

ただし、面白いことに、八方美人的に誰からも好かれようと考えたことはありません。

一方、友人、知人に困ったことはこれまで一度もありません。
それどころか、様々な人にいろいろな場面で助けてもらったりすることはよくあります。

これは推測の域を出ないのですが、自分自身の考えをはっきりと持っていたり、わかりやすい特徴をもっていたり、社交辞令をいわなかったり、裏表なく周りからみて私というものが見える化されているように思います。

キャラクターを確立しているということで言い換えることができます。

もう一つつけくわえるとすると、そもそも他人が自分の人生に責任を持ってくれるわけでもなく、他人が自分のことをどう思っているかというのは、人生の中で影響力がほとんどなく、他人にどう思われているのかというのは時間のムダになると考えているからです。

それよりも自分を完璧な人やキャリアにむかって努力をすることが重要だと考えています。

こういう風に考えるまでにはどれぐらいの時間がかかったかはわかりません。

小手先のテクニック論だけでは解決することができない。

反射的に意識することやごく普通に振る舞うことができる様になるまで深いレベルまで志をもつことです。

そのためには自分のキャラクターを確立するためには、どうしたらいいのかということを考えて、実験を繰り返して、修正をしてくことを怠らなかったからといえるでしょう。

自分の判断基準、自分の価値、人生の優先順位をそれぞれのタイミングでしっかりと決めることでした。

核となる部分がしっかりしていれば、それについてしっかりと判断をすることができますし、その判断基準を超えることができるロジックがあるのであれば、柔軟に対応をすることができる。

判断力も身につくことになり、即断即決をすることができるようになります。

自然に何事に対しても意見をいうことができるようになり、判断できるようになります。

練習する場をいかに自分がつくるかということがポイントになります。

なぜ、人の目が気になるの?!

人はそもそもなぜ人の目が気になるのでしょうか。

自分と自分の意見、自分の行動に対する自信が欠如していることと、判断基準が曖昧さが原因です。

自信が無いくせに自信過剰という状態といってもいいでしょう。

完璧な人間などいないと思っていますので、自分が至らない点を確認しつつ、常にカイゼンをしていくことやポジティブな謙虚さを持っていないと行けないからです。

ところが、そういう自分自身が不在であると、周りからの承認欲求をもってしまう。

そして判断を人の力に委ねてしまうことになるという結果になり、周りの人の目が気になり、顔色を伺いながら仕事をして、ストレスが溜まっていく。

周りが常に同じメンバーであったり、同じ考え方であればいいのですが、
通常はその場その場で、メンバーが入れ替わったり、考え方もバラバラだったりします。

そうすると判断基準や価値観がコロコロと入れ替わってしまうことになり、自分が不在の判断基準や価値観がそこに生まれてしまうことになります。

わかりやすい例としていえるのが、自己PRや自己紹介です。

自信がない人は会社名や所属している部署について、出身校について話をしたがります。

これは世間的に認められた箱を求める傾向があります。

大手企業、年収、高学歴などという条件が出てくる場合は、

世間的に認められたところにいるからという安心感を買いたいという欲求だといえるでしょう。

私が普段おつきあいさせてもらっている人や仕事を一緒にさせていただいている人は、いろいろな専門分野で活躍をしている人が大半です。

所属している会社についてはまったく関係ないことです。

プロとして一緒に成長できる人やその道のプロだなって感じた人がほとんどです。

反対に少なくても特定の分野で自分自身の判断基準や自信があれば、周りに合わせることがありませんし、安心感や価値観の共有などは自然となくなります。

そのため、人の目が気にならなくなっていきます。

私は社交辞令やお世辞をいうことはありません。

社会人になって気づいたことですが、「いつか飲みに行きましょう」とか、
「時期が来たら一緒に仕事をしましょう」という人の9割は、本音で言っていないからです。

本当に飲みに行きたいのであれば、「いや〜この前、取引先の近くでおいしい料理屋を見つけたので、今度の週末かその次の週末に時間があったら一緒にいきませんか?」とか「この前、焼酎と日本酒が豊富な日本料理店を見つけたので、今週末ぐらいどうですか?」などと、5W1Hで具体的に話をすることができると思います。

お世辞や社交辞令をいわれた方は気分がよくないと思います。

内心では「おいおい、またかよ」って感じている人も多くいます。

自分がいってしまった以上は、コミットしないと失礼になりますし、自分の言動に対して責任を取れないということがありますから。

フォローワー精神を捨てよう

極論になってしまうかもしれませんが、周りややるから自分もやるというようなフォローワー精神を捨ててしまいましょう。

行動をすることの意味を自分の中でしっかりと考えることが、自分なりの行動方針や判断基準をもつことができるためのはじめの一歩です。

自分の中でマイルールをしっかりと決めることからはじめて見るといいでしょう。

1日3食きっちり食べること、飲み会は社内の人脈をつくるために他部署とのだけに参加をするとか、1週間に3日はジムに通って運動をするとか、簡単なことでいいんです。

自分の生活の中でマイルールを作って、それを実行してみましょう。

それは一度決めたからおしまいというわけではなく、定期的にメンテナンスをすることが必要です。

年齢を重ねるに連れてステージが変わっていきますし、昇進した時など条件が常に変わりますから、条件が変わるときにはどんどん変えていく必要があります。

その結果として自分のキャラクターをもつことができるようになり、
判断基準や価値基準がもてるようになり、優先順位をつけて実行することができるようになるでしょう。

学生までは親の周りにいるので、ここまでの価値観や判断基準をもつことはありません。

しかし社会人になったら、自分なりの価値観や行動基準を持っていくことが必要になります。

自分の価値観やキャラクターを理解することができたら、勝負どころを見極めることができます。

惰性で目の前の仕事に集中しているのは社会人3年目までであり、4年目以降はどこで勝負をするのか、何に集中をするべきなのか、何を選択するべきなのか、どれを捨てていくのかというのを常に判断をしなければなりません。

社会とは窓ガラスを割らない、不都合なルールの上で成り立っていることを忘れないでください。

いつまでもいい成績をとって、オール5を目指す人が多くなっていますが、自分が輝ける場所を見つけることが人生にとって面白いことだと思います。

私も転職を繰り返して、いろいろな企業を見てきているからこそわかることもわかります。

企業の大小にかかわらず、本気で知恵を絞る会社、惰性でやる会社、努力をしているふりをしている会社など、いろいろな会社を見てきたからこそ、いろいろな角度でいろいろなことをいえるのだと思います。

私が一番大切にしているのは、自分と完璧一致した考えはないということ。

相手の意見が違うということは当たり前であり、それを許容して、お互いにWinWinになれる方法を探すことができるかどうかです。

相手のスタンスを受け入れ、柔軟な発想ができるかどうかがポイント。

敵視したり、軽蔑したり、批判することはめちゃくちゃ簡単なことです。

日本人のいいところでもあるのが、相撲でも横綱相撲ということばがあります。

相手の意見をしっかり汲み取りながら、相手に損をさせず、自分も利益を得れる方法を探す。

ビジネスは勝ち負けでありません。

いかに相互補完の関係になり、お互いがWin-Winになれるかを考えられるかがポイント。

そのためには、しっかりと相手の懐に入って腹を割って話すことが重要なんです。

判断基準としてみな同じという前提があるのであれば、排除しようとしたりする異様な空気をつくることになります。

これは非常に危険な行為であるということに気づいていない人が多くいるから、レッテルを張りたがり、できないと一度レッテルを貼られてしまうと排除しようという空気を創りだす。

これではチームで協力をして仕事をしようということはできずに、完全に個人商店の集まりであり、企業がある程度まで成長をしたところで頭打ちになり、優秀な社員はどんどんと退職をしていくことになり、衰退へと向かっていくことは間違いありません。

多様性があるからこそ、世の中が成り立っているわけですし、自分を確立したほうが有利に進められます。

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