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知らないとヤバい⁉自分らしいキャリアを見つける4つのポイント


キャリアで悩むだけ損!

最近増えている相談の1つですが、将来に対する不安、キャリアに対する不安から転職をしたいというのが増えています。

先日もお話をしていますが、6つのポイントから自己分析をしていくことをオススメします。

転職をしたから正解、現職にとどまって正解ということはありません。

3年1周期ということを言われますが、現在ではそのスピード感にも疑問を持たなくてはなりません。

大手企業だから安心、中小企業、ベンチャ企業だから不安という対立構図も崩壊している時代です。

すぐには潰れないかもしれないけれど、3年先の予想を的中させたら、宝くじの1等に該当するぐらいの確率です。

キャリアについても同じことがいえるのですが、3年先のキャリアについてその通りに歩んでいる人というのは宝くじの1等を1枚で当てるぐらいの確率です。

また、日々変化をしていくので、大きな目標は変わらないけど、通過地点が変わることはざらにあります。

自分で決めたことにも、環境に流されてみたことにも等しく価値があるので、自分が決断したことには理由があるという覚悟を持ってください。

目の前にあることを淡々とやっていくうちに、思いっきり山になっていくこともありますし、他人の背中を追っているうちに山になっていることもよくあります。

その山を後輩が上ってくることもありますが、蹴落とすことをしたりしないようにしないといけません。

キャリアにはVSOPの法則がある!?

20代のうちにはバラエティーに富んだキャリアを。
30代のうちにはスペシャリティを追求するキャリアを。
40代のうちにはオリジナリティを出して、管理職としてのキャリアを。
50代のうちにはプライベートをだして、人材育成のキャリアを。

面接でキャリアプランについてよく聞くことはありますが、それは本当にその人が歩めるかどうかはわかりません。

こうなりたいという気持ちがあれば、できるという思い込み、覚悟が決まっているかどうかを聞くために質問をしている。

身近にいる各年代を見てみるといろいろな人がいるかもしれない。

誰をマークして誰を見本とするのかによって、自分のキャリアについて左右するかもしれない。

採用をする側からすると、ゼネラリストよりスペシャリストを採用していくほうがイノベーションは起きやすい。

専門家というのはいざという時の切り札になるわけであり、経営者はそういうカードを集めることによってチームを作ることを考えている。

ゼネラリストについては、10年後に政治家、粘土層になる可能性を含んでおり、会社にとっては抵抗勢力になるかもしれない。

現在の労働三法では容易に解雇をすることができないため、追い出し部屋に追い込んでいったり、早期退職制度を利用して辞めてもらうしか方法はない。

いわゆるキャリアの突然死を招きやすくなっていることに気づいていない。

そのため、20代でいろいろな仕事を経験をして、自分の適性や興味がわくことは何かを確認する5〜8年としてみてください。

20代に思い描いていたキャリアは、30代になると風景も変わりますし、方針も変わってきます。

各年代でキャリアは変わってきますし、目の前にある仕事に集中することで信用と信頼を得ることができたら、こういうことをやりたいと周りに発言していくことも必要です。

最近ではSNSの発展に伴って、いろいろな弱いつながりができるようになっていたり、クラウドファンディングのように、ビジョンに共感してくれる人を集めたりすることもできるわけです。

キャリア権という言葉があるけれど…

大企業の場合はいまだに3年1周期ということをやっています。

春の人事異動、秋の人事異動、年末の人事異動は風物詩となり、ゼネラリストが出世をするというのがセオリーです。

最近では専門家を採用するということをいっていますが、数年後のキャリアは保障をされていません。

スペシャリストを採用するということは企業にとっても勝負駆けですし、経営者としてはプロパーが経験をしていることを知らずに経営幹部になるということはハレーションの原因になる。

組織というのは政治家がロビー活動をしながら、自分の椅子を守ると同時に上へいくために結託をする。

それが嫌だからと言ってフリーランスになったとしても同じことである。

会社の外に居るわけですから、余計に力と根回しができないというのが結論。

いろいろな人がつながって、化学反応を起こした時に事業が拡大していくことになる。

今のところは会社から卒業をすることなく、複業をできる会社がベストな選択ともいえる。

出世をして上を目指すなら、いろいろなビジネス雑誌を読み漁ってみたり、SNSでスキマ時間にマーケティングをして、自分に近い考え方を持っている人を見つけたら、あとはTTPSするだけ。

それが自分の教科書となり、失敗をしたらなぜ失敗をしたのかということを考えるクセをつける。

考えるクセをつけたら、仮説思考を張り巡らせることになる。

それは相手の動向を見て、声の抑揚、ボリューム、姿勢などをチェックしながら、どういう状況なのだろうか、どういう答えを求めているのかなど判断をすることができるようになる。

漂流するキャリアが成功率が高い!?

やりたいことをやろう!好きなことを仕事にしよう!という風潮はここ数年でぐぐっと注目をされる形になりましたが、旅するキャリアと漂流するキャリアではどっちが幸せになるのだろうか!?

最近では副業、複業をススメてくる会社も多くなり、20%を超えないルールによって許可をしている会社が増えてきています。
終身雇用、年功序列が崩壊してしまった上に、コロナショックで35歳以上はリストラの恐怖と戦いながら、自分のボジションを必死に守っている。

転職市場も夏の入社をすぎると秋から業界、業種によっては採用活動を停止する可能性もあり、売り手市場から買い手市場に変化をしていくでしょう。
お盆前後ぐらいまでがコロナショックの影響を受けながらですが、滑り込みで転職市場が活気がありそうです。

漂流するキャリアも旅するキャリアも原点は同じです。
やりながら発見する楽しさ、気付き、失敗などを通していろいろなことを吸収していくことができる様になる。

機械的に効率的にやっていくと、最短距離で走っていくことになるため、面白さ、楽しさ、ワクワクドキドキに気づくことはありません。
嫌なことをやるためには将来へのステップという位置づけにした上で、将来のためのストーリーの一部だと考えるようにしながら、目の前にある仕事で結果を残すことも必要です。

好きとか、嫌いとか、まんべんなくやらなきゃいけないという強迫観念や固定概念から選択肢を狭めてしまったりしていることに気づいてほしい。
発想の転換が必要であり、好き嫌いの問題ではなく、自分でも一緒に楽しく、面白くしているとその方向へことが運んでいくから不思議である。

質より量をこなすことによって、多く失敗していろいろなことを学ぶのが本来であるが、最近ではGoogle先生で検索をしてみたり、本を読んでやったことがないにもかかわらず知識のメタボリックになっている人が多くなった。

そうして評論家、批判家がゴロゴロと多くなって、正義を振りかざして自分の考えや価値観を押しつけてくるようになって、厄介者になってしまっているケースも多くなってきています。

スマートに効率的にできるようになるためには、現状をしっかりと把握して、行動をしながら考えることが必要になる時代です。

群れで動く心理は安心、安全、仲間がいるという安心感、安定感があるからであるが、行動をしなが考える人は、いろいろな人を巻き込みながら自分の理想に近づくためにはどうしたらいいのかを考えている。
それぞれにやりたいことをやっているように見えるが、実は制限を設けず、思考の的を小さくしていない。

制限を設けてしまうと違和感を感じることができずに、流されてしまうことが多くあるので注意が必要になります。
世間の常識とズレてしまうこともあるので注意しておかないと、アップデートをできずに、老害と言われてしまうので日頃の言動や行動について、再度見直してみましょう。

キャリアのVSOPは重要

最近では最短距離で成功を求めるために、下積みはいらないとか、とっとと成長していきたいという人が多くいらっしゃいますが、本当に最短距離で成長できる人は、全体の5%の才能と努力ができる人。

次に才能がないかもしれないけど、努力ができる人は15%いるといわれています。
残りの60%は普通であり、残りの20%は代謝層といわれています。

これは2:6:2の法則とか、2:8の法則といわれています。

20代はバラエティーにとんだ経験を、30代はスペシャリティーを身に着けて、40代では独自性を発揮して、50代ではパーソナリティを発揮するキャリアが理想的といわれています。

20代は下積み機関としてバラエティーにとんだ経験を積むことで、30代以降のスペシャリティーを身に着けるための準備をしてほしい。

無鉄砲といわれたり、無茶をしても通用する時代であるのと同時に、失敗をしたとしても取り返すことができる時代でもある。

30代以降で失敗をすることは致命傷になることもあり、はしごを外されてしまったり、左遷をされるリスクが常について回る。
出世レースからも離脱することになり、他人の失敗を機に新しい勢力がのし上がっていくチャンスをうかがっている。

30代になると自分の仕事に対して真摯に向き合って、スペシャリティーを身に着けていく時代であり、自分のキャリアの方針が決まる時代でもある。

不自由な環境で慣れてしまって、思考停止となり、会社の忠実なセントバーナードになってしまうのか、自分のやりたいように変化をさせるのかという運命の分かれ道にもなってくる。

40代を過ぎると、自分の力で職場環境を変化することができるという前例を部下に示さないといけない時代である。

キャリアには4つのパターンが存在している

人材紹介会社の営業として、企業の人事として、いろいろな会社で成功をしてきた人のバックボーンを見てみると、4つのパターンに分かれてきており、それぞれ細かいところは違うのですが、おおむねのフレームがあったことに気づきました。

1:スタートアップ型キャリア

このパターンについては、やりたいことを仕事にする人、好きなことを仕事にする人、人や社会のために役に立つことをやりたい人が多く、自分らしいキャリアを模索しながら会社を利用してきた人たち。

2:キャリアアンカー型

このパターンについては、何が得意で何が苦手なのか、どんな目標があればモチベーション高く仕事ができるのか、どんな組織なら居心地がいいのかなどを言語化することができ、自分自身をしっかりと見つめられる人たち。

3:川下り型 計画的偶発的なキャリア

仕事の流れや人事異動から置かれたところで花を咲かせたり、才能を開花させることができるタイプ。
いろいろなことをやった結果、偶然的に生まれたキャリア。
流れに身を任せていたら、その場で才能が開花したこともよくある話。

4:トランジッションキャリア

これは極稀にあるのですが、現職を退職したあとは転職活動をすることで、見つけることができたキャリアというのがあります。
転職活動で人材紹介会社にカウンセリングに行ったときに、話をしながら新しいキャリアについて気づくことができ、そしてその新しいキャリアへチャレンジをする。

ご縁を大切にすることで見えてくること

出会いはすべて偶然のものなので、何か利益があると思ったら本能的に選択をすることが多く、直感的に選択をすることが多い。

目の前に船が流れてきたとしても、渡りたい、乗りたいといいながら、見逃してしまう人が9割いる。
見逃す人はいつの間にか船を探すことをやめてしまって、その場にとどまってしまう。

船を探すことをやめてしまう人は本気になっているわけではないので、必死になってやることもない。

会社を変えても、何も変わらないから、これからは会社を利用する意識を持つことがすごく重要である。

肩書を背負っているからこそ、いろんな人と出会うことできるようになり、どんな関係性も一法がメリットだけを利用するだけでは、関係が成立する時代ではなくなってしまった。

実績を残して会社に貢献し続けることで、会社員としてやりたいことをやる時代になってきた。

会社のメリットを最大限に利用することができるのはもちろんですが、雇用を守るからキャリアと異動権は会社が持つという時代から、共生関係みたいなものをつくることが本来の会社員が目指すところ。

人間はやはりどこかに所属をしていないと不安である。
フリーランスという肩書もあるけれど、給与の保証はなく、自力勝負になるのはもちろんですが、それ以外にも信用と信頼がなければ、仕事の依頼は舞い込んでこないでしょう。

また、売り込みをしていくことになるので、何度も同じ話をしたりするのはもちろんですが、コンペなどでは大手企業などには太刀打ちすることができません。

会社員であると自分のことを細々と説明せずに済むことはすごく便利である。

居場所をつくることで忙しいから楽しい仕事に変化をしていく。
やりたいことをやるためには、実績を残して信用と信頼を得ることが必要なのにもかかわらず、実績がないのに自分がやりたいことをいいつづけているのはただのわがままである。

自分にしかできない仕事があると、そこが居場所になり、それが必要性になっていく。

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