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ラボマネに聞く!第3回ケアまち未来会議あれこれ_vol.4りさ

第3回ケアまち未来会議は、ケアまち実験室のラボマネージャーが中心になって準備を進めています。
準備のプロセスや開催への思い、おすすめポイントなどをラボマネージャー一人ひとりにインタビューしました。


沖村里咲 (薬剤師/フリーペーパーSOSHA! 編集長)

フリーペーパーをつくるうちに生まれてきたもの

小さい頃は青森や東京、中高大は愛知で過ごしました。
今は精神科単科病院の薬剤師をしている他、フリーペーパーSOSHA!の編集長をしています。
フリーペーパーSOSHA!は、コロナ禍、医療従事者以外の人たちは出勤も出来なくなった時に、同世代で声をかけ合いつくり始めました。
わたしが住んでいる飛騨地域では、Uターンの人にしろそうでないにしろ、「やることが無い」「何にも無い」と言われがち。でも住んでいる若者視点で面白がっていることがあるよっていうことを伝えたかったんです。
何にもないと思っている同世代も他世代も、地域の人・ものの面白さを再発見してくれたらいいなって思います。

編集しているのは、普段は別々の仕事をしている人たち。フリーペーパーづくりを通して、職場とはまた違ったつながりができています。
居場所づくりと旗を立てているわけではないけれど、結果としてコミュニティが生まれてきました。

未来会議ができるまで こぼれ話

毎週1時間、zoomで集まって会議を続けてきました。
最初にコンセプトをつくるところだったり、ケアまち未来会議の建付けを決めたりするところが難しかったですね。バックグラウンドが違う、体系知識が違う人同士で持ち寄ってきたときにどうまとめていくかで難航しました。

セッション2「コミュニティのルールづくり」への期待

セッション2では、藤岡聡子さん(ほっちのロッヂ)、高橋博樹さん(NPO法人テダス)、西川さん(NPO法人ハンズオン!埼玉)のお三方をお呼びしてコミュニティのルールづくりについて伺っていきます。

西川さんには座談会にも登壇いただいていて、遊び場というくくりではあるけれどケアと重なってくるところがあるなと思いながら聞いていました。場の使い方の話も興味深くて、高橋さんや藤岡さんと対談することでまた話の発展があると思うので楽しみです。
高橋さんの集落の教科書も興味がありますね。わたしが今住んでいる飛騨地域は人数が少ない地域。コミュニティの在り方、コミュニティマネジメントのヒントが聞けそうだなと思っています。
フリーペーパーをつくる仲間たちとのコミュニティにおいてもどうすればいいんだろうと思うことはあって。
「仕事ではなく集まっている同士でのコミュニティにおいて、どういうバランスでやるといいんだろう」「一定のルールは必要だしどうすればいいんだろう」という意識があるので、その辺りお聞きしたいです。

ケアまち未来会議に行くか迷っているあなたへ

ケアまち未来会議があることで、この登壇者の著書を読んでみよう、その人の実践の場に行ってみようと思えるきっかけになります。
地域も職種も多様な人の興味が重なっているのがケアまち未来会議。
実際にお話を聞けること、他の人と感想を共有することで、新しい視点と出会ったり、考えがさらに深まったりすると思います。
ぜひ気軽に足を運んでみてください。

https://caremachi20240210.peatix.com/

(執筆:鈴木唯加)

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