税金バトル: 「反面調査」 <ー 不正タンス預金はなぜバレるか、国税庁調査編です

今回「反面調査」について見て行きましょう。

いつも、税務署は全部お見通しなので脱税不正はやめましょうといっています。 これは、私が税務署と組んでいるわけではなく、そもそも、不正がバレると、重加算税、追徴課税など信じられないような追求を税務署からされるからです。

これじゃ、個人裏金の意味がありません(笑)。

過去の投稿で、なぜ「税務署に隠し事は出来ないのか?」を説明してきましたが(下記参照)、今回はその続きです(笑x2)。

今回は「反面調査」についてです。

聞いたことのない単語だと思いますが、中身は単純です。

一言では: KSKをもとに(下記参照)、課税に関し怪しい人物がいたら、直接本人ではなく、該当者の周りに聞き込みを行い「追徴課税か重加算税」の証拠を固めるということです。

こんなもの平気で、課税を逃れ、私腹を肥やせるのは上級国民の政治家だけです: ↓
生活新聞: 「「政治家のパーティー券問題はなぜ脱税問題でないのか?」 法律的根拠は何?」 <ー この件についてAIとバトルしてみました、国税庁が出てこない理由の一つがわかりました|ひなた (FP) (note.com)

一般では、勘違いされていますが、いま報道で話題の「裏金問題」の「お金」の部分については、実は合法なので、国税庁もなにもできないのです(上記記事参照:↑)。

調べていて、驚きましたが政治家のパーティー券の販売は利益がどんなにあっても、税金がかからない仕組みになっていました。

国税庁は、政府の下の組織なので、当然法律には逆らえず、政治家のパーティー券裏金には課税できないのです。 つまるとこと、国民からみると「裏金」、議員から見ると「表金」できれいな「金」ということです。

つまり、上級国民の国会議員は国民の税金で給与が支払われ、自分たちのパーティー券の利益は無税で低級の一般庶民は黙って税金を支払いシステムが、完成ていたということです。

前置きが、長くなりましたが本題です。

_*_*_

「(税務署の)反面調査」: 税務調査の一環として、調査対象となった納税者とは別に、取引先や銀行など関係先に対して行われる調査のことを指します。

通常、税務調査は、納税者自身の帳簿や書類に基づいて行われます。しかし、納税者のみの調査では、申告内容の正確性を十分に確認できない場合もあります。そこで、関係先に対して調査を行うことで、以下のような目的を達成します。

  • 納税者の申告内容の裏付けを取る

  • 納税者の隠れた所得や不正経理を発見する

  • 税務違反の証拠を集める

反面調査の対象となる場合

反面調査は、以下のいずれかに該当する場合に実施される可能性があります。

  • 納税者の申告内容に疑義がある場合

  • 納税者の帳簿や書類が不備がある場合

  • 納税者が過去に税務調査で指摘を受けている場合

  • 納税者の取引先や銀行などが過去に税務調査で問題となっている場合

反面調査の内容

反面調査の内容は、調査対象となった納税者との取引内容や、納税者の申告内容によって異なります。具体的には、以下のような調査が行われます。

  • 取引先への聞き取り調査

  • 銀行口座の取引履歴の調査

  • 不動産登記簿謄本などの書類の調査

反面調査への対応

反面調査を受けた場合は、税務調査官の指示に従って、必要な資料を提出したり、質問に答えたりする必要があります。虚偽の申告をしたり、資料を隠したりすることは、税務調査の妨害とみなされる可能性があるので注意が必要です。

反面調査を回避するために

反面調査を回避するためには、以下の点に注意することが大切です。

  • 適切な帳簿や書類を作成・保存する

  • 正確な申告を行う

  • 税務に関する知識を身につける

_*_*_

関連記事:

税金バトル: 「国税総合管理システム(KSKシステム):税務署がタンス貯金を見破るシステム」 <ー 脱税もスケスケ|ひなた (FP) (note.com)

ひなたの質問に答えるコーナー#3: 「(名義預金)…なんでバレる事に…なるのかしら?」 <ー ま、税務署はプロですから、簡単にわかります|ひなた (FP) (note.com)

税金:  「「バレないだろう」が大惨事に…年収600万円の51歳サラリーマン、税務調査で〈約3,000万円の追徴課税〉を受けたワケ」 <ー そもそも、どうしてバレたか 独特の角度から解説|ひなた (FP) (note.com)

用語集: 「税務調査」<ー 贈与、名義預金も例外ではありません、対象になってしまうと、かなり細かく調べられます|ひなた (FP) (note.com)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?