見出し画像

趣深いということについて

夕方地元のTSUTAYAに行った。

ゆっくり車を走らせながら強い西日にしかめっ面で運転していた。

この季節の夕方はとても気持ちがいい。

いつものラジオを流して、窓を開けて煙草を吸いながら運転する。

風と煙草の匂いが車内で入り混じる。

地元のTSUTAYAは小さい。

対して本もないし、映画も借りられてることがよくある。

でもなんとなくそこのお店が僕は好きだったりする。

駐車場が1時間まで無料なので、その時間でゆっくりと本を見る。

漫画のコーナーで「恋は雨上がりのように」を見つけた。

昔から気になっていてなかなか読めていない漫画。

全巻借りた。

そこから小説やら実用書のコーナーを眺めるが、特に目ぼしい本が見つからなった。

僕は会計を済ませ車に戻った。

もう外は暗くなっていて西日の代わりに、細い三日月が空に浮かんでいた。

帰宅して借りてきた漫画を読む。

昨日から恋愛にまつわる作品(小説やら漫画)を読んでいた。

とても魅力的な作品ばかりでうれしくなった。 

恋愛にまつわる作品を読むのはいつぶりだろうか。

最近はビジネス書を多く読んでいた。

どちらも違う面白さがある。

趣深いという言葉がある。

味わい。

そんなことを思い出す。

文学も映画もビジネス書も音楽も。

全部味わえばいいんだと思った。

もちろん酸いも甘いもあるだろうけど。


実は今日はほとんど作業をしなかった。

最近家やコワーキングなど1人で作業が多かった。

そんなところにいろんな作品と急に出会ってちょっと心が満タンになってしまった。

キャパオーバーっていうのかな?

まだまだ少ないキャパシティ。

少し人に会わないとすぐこうなる。

寂しがりで、弱くて、でもプライドが高くて、楽しいことにすぐ引き寄せられちゃう。

そんな僕。

久しぶりにそんな自分と向き合って少し疲れた。

だから本を読んだ。

そんな日があってもいいかなって。

弱い自分も自分だから。

それを言い訳にはしないけど。

人と会うと心が柔らかくなる。

そして広がる気がする。

柔軟で大きな心でいたい。

いろんなものを趣深く、味わえる。

そんなことを思った1日。


読んでいただきありがとうございます。もし気に入っていただけたらサポートをおねがいします。今後の感性を磨くための読書費や学びへの費用とさせていただきます。