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事業会社→ITベンダー→ホールディングス企業というキャリア

10年以上務めた事業会社からITベンダーに転職して3年半が経ちました。
そして2023年10月からはホールディングス企業で働くことにしました。
転職という大きな転換点なので、徒然なるままに記したいと思います。

私について

私は都内在住の45歳の男性です。
ITベンダーでPG/SEとしてキャリアをスタートし、事業会社の社内SEとしてシステム運用やPMの経験を重ねました。その後、同社の企画部門に異動して全社的なDXを推進するプロジェクトをリードしました。そしてこの成功体験をDXに苦労している企業でも体験してもらおうと、DXを推進するベンダー企業でITコンサルとしてキャリアを重ねました。
この間、テクノロジーの大きな転換点である端末のスマホシフトとインフラのクラウドサービスシフトを経験しました。

転職の動機

これまでずっとテクノロジーのキャリアを積んできていて40半ばというと、仕事の自由度を求めて独立したりビッグプロジェクトを求めてコンサルティングファームを目指したりするケースが多いと思います。
しかし、私の同期は少しことなりました。
私は当事者として企業の本質的な課題に取り組むこと、そして結果にコミットすることに価値を見出しています。そのため、必然的に発注側の企業に転職する必要がありました。
受託側ではどうしてもこの辺のコミットメントが弱いと感じていました。

リスクについて

転職をする際は当然ですがポータブルスキル頼みになります。前職で培った信頼であったり、社内手続きに精通していることは全く価値がなくなります。
これについてはあまり心配していません。ITコンサルとしてクライアントと関係性を構築する際は毎回同じプロセスを経てきているからです。

転職直後に多くの方が少なからずギャップを感じると思います。10月以降、私も感じると思います。
ただ、これについてもあまり心配していません。採用面談の中で双方の期待値を合わせることが出来たと考えているからです。それに自分の希望を100%満たすようなプロジェクトなんてないとも考えているからです。

ホールディングス企業を選択したワケ

次になぜホールディングス企業にしたのかです。
これは経営者のテクノロジーに対する考え方によって違うと思いますのでご参考まで。
今回オファーを頂いた企業はホールディングス企業がIT人材を雇用し、グループ企業のDXプロジェクトのPMやPMOを担わせる方針でした。つまり、個社でコスト負担するには重いIT人材リソースをホールディングス全体でプールし、必要な期間と人数を各社に割当てることで円滑にDXを推進することが出来ます。一方、IT人材は転職をすることなく多種多様なプロジェクトを経験することが出来ます。

まとめ

15年後、いわゆる定年を迎えても必要とされるうちは働き続けたいと考えています。そして私が必要とされるジョブはPMかITコンサルでありたいと想っています。
そのためにITコンサルとして企業における本質的な課題を発見しソリューションを検討・提案し、PMとしてプロジェクトを完遂させるという経験を重ねたいと思います。

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