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出会った人からの影響で変わる好き嫌いの変化。人は想像以上に廻りに影響を与えている。

うちの中1長女

苦手だった「社会」が、中学校に入ってから好きになり得意になってきています。

理由は至ってシンプルで、

担任の先生が社会の先生で、担任のその先生と気が合い好きになったから。

先生が好き=その教科も好きになる。

これも一つの " 好きこそものの上手なれ "なんでしょうか。

その人のことを好きになれば、苦手な物事も好きになる。これって何にでも言えることだろうな。

そしてこの逆もきっとある...

とにかく長女が苦手だった教科を好きにしてくれた先生に激謝。

本当に人との巡り合わせとは面白い。意図してそうなったのか、はたまた見えない努力が導いてくれたのか。

中学生活をスタートするにあたり、入学前の暗い経験から楽しく通えるのか不安だったのが嘘のように長女は学校生活を楽しんでいる。

もし中学入学前に戻れるなら「心配する必要なし!」と過去の長女と自分に教えてあげたいくらいだ。

子供が「学校が楽しい! 」と毎日行ってくれる事がこんなにも有難い事だなんて、あんな事がなければ知る由もなかった。

とにかくそんな環境を作って下さった先生に心から感謝。

この、情熱のある良い影響を与える先生に出会える確率ってどのくらいなのだろう。自分に合っても友達には合わないっていうのもあるだろうし、やはりこれも人間と人間のなせる技なんだろうと思う。

余談だが、私も若かりし頃1年程日本語教師をしていたことがあります。

就業時間以外の準備、クラスで使う素材集め、テストの作成、採点、業務日誌など、とても割にあった仕事とは言えず、情熱で動いていたあの頃...

ほとんど日本語を話せなかった生徒が1年もすると、言いたい事を接続詞を上手に使い話しているのを見て何とも言えない達成感を感じたのを思い出す。

仕事を辞めた後にレストランでばったり会った生徒は、私の顔を見て嬉しそうに話しかけてくれて、その時の日本語はもっともっと上達していた。

先生と生徒の関係で始まると、ずっと先生と生徒の関係なんですね。

何事にもそうだけれど、「人にものを教える」という立場の人は、ただ「そのことを教える」だけに留まらず、その教える「事柄」にその教える人の「エッセンス」が混じり、その人独特の伝え方があり、その教える「事柄」以上に教わる側に影響を与える。

だからこそ大変で、だからこそ面白いのかもしれない。

「先生」という職業はかなりハードワークで、保護者相手に精神的にもタフでないとやってけない仕事だと思っています。

そして、一人でも多くの生徒に良い影響を与えてくれる先生方に心から感謝と敬意の念を表します。



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