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どっちの気持ちも分かるからモヤモヤした子育てのつぶやき。

事件は土曜の昼下がりに敷地内のプレイグランドでおきた。 

片やうちの次女7歳率いるガールズチーム。もう片方はうちの息子9歳が一緒にいたボーイズチーム。

ガールズチームには2歳男児がいて、ボーイズチームには11歳の男児もいた。

事の真相はその場に大人が居合わせなかったから分からないが、わらわらとプレイグランドから駆け寄ってきたガールズが口々にしたのが、

「男子達が殴るマネして来てFワード(Fから始まる)言葉やSワードの言葉を使って脅してきたの!!」

だ。

しかも2歳児に向かってもその悪い言葉を使っていたらしい。

事の前後に何があったか知らないが、悪い言葉で罵るのは確かにまずい。特に歳下に。

しかしながら、ボーイズにはボーイズの言い分があるだろうと聞いてみると、

「女子達がからかってきて、やめろって言ってるのに付いてきて邪魔してくるから....」

との事。

そして、ボーイズは「ふり」だけなのに、ガールズは「ボディタッチ」した。との事。

私にはその状況が容易に想像できる。恐らくガールズのからかいが事の発端だろう。

まあ、よくある事ではないけど、そんな事もあるよね。と軽く受け取っていた私とは打って変わってガールズのママ達はしっかりと状況を受け取めていた。

ガールズのママ達からしてみれば、幾らからかわれたからって歳上が歳下に対して悪い言葉を使ったり脅したりしちゃダメじゃないの!

だ。

いや、その通りだけど。じゃあ、歳上ってだけで全部我慢しなきゃいけないのかい?

と心の声。

最後のスイッチを押してしまったのはボーイズだけど、押させるまでの何かをガールズはしていたんじゃないのかい?

とは言えガールズの親御さんはみんな長子が7歳で、一人を除いてはみんな一人っ子。

9歳、11歳の、ましてや性の違う男子がまだどれだけ考えが幼くて、落ち着きがないかなんて分からなくて当然なのである。

もし想像は出来たとしても、実際にそのぐらいの歳の子供を持たない親は文字通りに「理解」できないし、そもそも未踏の域で分からないのである。

これは当たり前の事だから責める事も諭す事もできない。

私だって、うちの長女が2歳くらいの頃に、公園で遊んでいたら滑り台を割り込んできたりブランコを変わってくれない3~4歳児が居たりした時「大きいんだから譲ったり変わったりしてくれればいいのに!」と思っていた。

今考えれば3~4歳なんてまだまだ人生経験3~4年足らずのベビーなのだから、夢中になって遊んでいて当たり前なのに、あの頃は成長の過程を知らなかったから「まったくもう!!」とイラだっていたのを思い出す。

今だからこそこうやって、子供と一緒に成長して冷静に両方の言い分を受け止められるようになったが、これが高校生、大学生の子供の事だったら私にも分からない領域なのである。

そして、あーだこーだしているうちに、ガールズの一人のお父さん(2歳児のお父さんでもある)が事件を聞きつけて11歳男児を見つけ出し叱る。

(このお父さん、声が低くてタトゥーも入っていらっしゃる)

11歳男児、泣きながらもガールズが先にからかって来たから。とは言うが2歳時に11歳が暴言はくのはけしからん!!

と一喝。

叱られるその男児の横にはうちの息子の姿も。

なんだかなぁ....

確かに使ってはいけないとされている言葉を使うのはよくない。でも、この状況はこの子だけが叱られるのはなんだか違う気がすると、モヤモヤ.....

そして、その場をうまく立ち回れるレベルの英語を話せない自分は静かに見守るのみ....

そんな自分にもモヤモヤ....

そもそも、うちの兄妹がいなかったらこんな事にはならなかっただろうし....

息子の友達という事も有り私はその子がどんな子かは知っている。

たまに乱暴だな。と思う振る舞いをする事もあるけれど、挨拶もしてくるし立ち話をする事だってある。

一方的に叱られてる彼に同情するのは当然だろう。

泣いて帰った11歳男児のところへ様子を見に行くとうちの息子が一緒にいた。

なんと言っていいか分からないけれど、とりあえず今思ってる事を伝えてみた。

「 ガールズがからかって来て嫌な思いしたんだよね。状況は想像できるから、あなた達だけが悪いとは思ってない。ただね、やっぱり使っちゃいけない言葉は使ってはいけないんだよ。私以外のガールズの親はみんな10代の子がどんなだか分からないの。11歳ってもっと大人で感情のコントロールが出来ると思ってるのよ。」

というと、

「僕はカっとなると感情をコントロールできなくなるんです。ごめんなさい。フォローしに来てくれて有難うございます。」

と素直に話す11歳男児。

うちに戻ってから、息子と次女を座らせて母である私の思いを伝えてみた。

「今日のあのシチュエーションは、あなた達がいたからあんな事になったんだとママは思うんだけど、2人はどう思う?」

そうすると2人ともそう思う。との回答。

「お互いの友達が嫌な思いして、その親まで嫌な思いしたんだけどその点についてはどう思う?」

「..........」

「この先も同じような事があると思うんだけど同じ事繰り返すの?」

「ううん.....」

「じゃ、どうするか言ってみて」

「まずはからかい合わない。小競り合いになりそうになったらその場を離れる。」

発端が自分達にあったと反省している2人が考えて出した答え。言うだけじゃなくしっかり言った事を守るんだよ!!!

と念を押して押して押しまくった夜。

さすがに罪の意識を感じてるであろう2人は凹んでいた。

明日にはまた何事もなかったようにプレイグランドやプールで子供達は遊び回るんだろう。

今日の事を少しでも次に生かして貰いたいと願うと共に、ああいう状況で英語で何と話せばいいか密かに勉強する母なのでありました。






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