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富士登山の怖い話

タレントの勝俣氏が山小屋が開いていない季節で、無謀な富士登山の小話をテレビ番組で話したことがありました。

軽い高山病と疲労が重なると、面白い話をしても面白くないそうです。元気でないと、面白い話に気分が高揚せず笑いがこみ上げてこないといいます。

一方、怖い話には反応するそうです。体調不良で生命の危険を感じると、怖さが増し、小話に反応するための気力がなくても怖いと感じるそうです。

頂上で持参したおにぎりを食べるという一念で、頂上にあと30分というところで、疲労と空腹の極限状態で最後の休憩をとったそうです。そこで、仲間が怖い話をしたいといったそうです。勝俣氏は、もう30分でつくのだから、気分転換の話は必要ないといったのですが、仲間はどうしても今聞いてほしいといいました。

怖い話というのは、最後の食料であるおにぎりを5合目の駐車場の車の中に忘れてきたということでした。

疲労と空腹で、さらに怖いことになったそうです。

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