皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。
弊社は人材紹介会社向けの紹介事業をメインにしておりますが、最近は人材業界未経験の方のご支援が増えてきました。

そこで今回は「人材紹介会社への転職」において、業界未経験者の方が注意したいポイントについてみていきたいと思います。
（今回はいわゆる人材紹介コンサルタントのポジションについて主に述べていきます。人材紹介会社への転職においてはそれ以外の職種も当然ございますが、今回は取り上げませんのでその点、ご了承ください）

人材紹介会社の形態を理解する

まず最初に業界未経験の方に理解して頂きたいことは、人材紹介会社の形態の違いについてです。一言に人材紹介会社の仕事と言っても例えば、企業側を担当するポジションであるRA（リクルーティングアドバイザー）なのか、個人側を担当するCA（キャリアアドバイザー）なのかによって大きく仕事内容が異なります。
また、「両面型」として企業側と個人側を一気通貫で両方を担当するケースもあります。詳細は下記をご覧ください。

もちろん、この形態の違いに優劣はありません。ただ、仕事の内容や進め方が大きく異なりますし、転職する人自身の志向性や持っているスキルの強みによっても適性が異なりますのでこの点は注意が必要です。

活かせる経験を知る

次のポイントは活かせる経験を知るということです。
実は人材紹介コンサルタントの仕事は大変幅広く今までの経験を活かすことが可能です。法人営業はもちろん、個人向けの営業や販売・接客の経験、あるいは人事や経営企画などのスタッフ系のポジション、エンジニア経験などほぼどんな職種でもその経験を活かすことが可能です。また、業界についても特に縛りがなく、様々な業界の出身者が活躍することが可能です。私も長い間、人材業界に身を置いておりますが本当に様々な経歴の方が活躍しているのを見てきました。

つまり、人材紹介会社のコンサルタントの募集においては多くのケースで業界経験・職種経験は不問であることが多いのです。

年齢についても幅広くチャレンジできる

また、より知っておいて頂きたい点としては年齢に応じた経験を持っていれば例えば40代や50代の方であっても未経験で人材紹介の仕事に転職できる可能性があるということです。実際に弊社でお手伝いさせて頂いたケースですが40代の方で初めて人材紹介コンサルタントとして人材紹介会社へ転職をし、その後大活躍をされているという方もいらっしゃいます。

どのような点が大事なのか？

それでは業界未経験者が人材業界に転職するにあたって、業界経験・職種経験が不問だとするとどのような点が大事になってくるのでしょうか？

まずは「なぜ人材紹介会社へ転職したいのか？」という理由の明確化です。異業界から業界未経験で転職する上で採用側の企業が一番、気になる点は「なぜ人材業界で、その中でなぜ人材紹介なのですか？」ということです。この点については単なる希望や憧れではなく、自らの経験や体験に基づいた確固たる想いがないとやはり厳しいです。

この「確固たる」という部分がとても大事です。

例えば未経験で転職するという場合、多くのケースで年収が下がってしまうことも多いのは事実ですがそれでも人材紹介の仕事を心からしていきたいと考えている、という位の想いがないと実際は転職してもうまくいかないのが現実です。このような覚悟は年齢が上がるにつれてより強く求められるということは認識をしておく必要があると思います。

もう一つは「仕事の成果を再現性も含めて整理できている」ことです。
業界や職種経験は不問ですが、逆に言えばどんな仕事に就いていたとしてもその仕事で成果を出すためには、どのようなことに注力し、どのような行動をとったのか、という点を整理できていることがとても重要です。なぜなら、そのような成果を出すための行動や考え方こそ、人材紹介の仕事に活かせるスキルそのものだからです。

弊社、カタリストエージェントとして

以上のように今回の記事では、業界未経験者が人材紹介会社へ転職するにあたって注意したい点についてみてきました。
ただ、実際には今までの経験の棚卸しや強みの理解、あるいは思考の整理などを行おうとした場合、中々1人では難しいのが現状ではないでしょうか？

そこで弊社では面談時に十分時間をかけてこれらの整理について求職者の方と一緒に考えながらも客観的なアドバイスをさせて頂きます。どのような経験や考え方が活かせるのかという部分については特に力を入れており、書類や面接でのアピールの仕方も含めてかなり詳細にフォローをさせて頂いております。

その結果、今までに多くの方の転職のご支援を実現しておりますので、是非人材紹介会社への転職をお考えの方はお気軽にお問合せください。