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私が生きづらかった理由をまとめてみた。

ひょんなことから通い始めた「リワーク」のある講義で
自分の生きづらかった理由の最後のピースが当てはまった。

思わず講義終了後、講師の方に
「わたしが休職に至った要因がはっきりしました。そのために必要なこともわかったので磨きたいのですがどの講義で学んだらいいですか?」
と一目散に聞きに行った。

そう、これがほんとうのわたし。
HSP気質はあるけど、わりと積極的なところもある。目立つのは苦手。

講師の人には伏せたが、ほんとうは
「生きづらかった理由のピースが埋まりました」

リワークとは、return to workの略語です。

気分障害などの精神疾患を原因として休職している労働者に対し、職場復帰に向けたリハビリテーション(リワーク)を実施する機関で行われているプログラムです。復職支援プログラムや職場復帰支援プログラムともいいます。

♧♧♧

過剰適応と感情調節困難

「ストレスマネジメント」の講義で私はこのふたつの傾向が間違いなくあった。チェックテストでこのふたつの項目がダントツだったのだ。

過剰適応:周りに合わせすぎてしまうことでストレスが溜まりやすい
感情調節困難:感情をうまく整えにくく、あたってしまいやすい

ふたつとも、個別では傾向があると分かっていた。
しかし、ふたつ文字を並べてみてみたら見えてきたのだ。

ダブルブッキング。

ああ、わたしは良くないいみで相乗効果があったのか。
どうりで生きづらいわけだ。

エピソード1:小学校

これを裏付けるエピソードは数えられない。

幼少期だと、
修学旅行の班決めかなにかで、ふたつのグループに声をかけられた。
両方とも、仲良かったんです。ありがたい話。

じゃあこっちに入るねって言ってみたものの
もうひとつのグループの子達が「なんで入ってくれないの?」と入ったグループの子たちにやんややんやと絡みだしたことがあった。

この時の先生はあまり頼りにならず。おろおろしていて。

どいつもこいつも!!!!!と
椅子を人がいない方向へ投げつけたことがあります。笑

たぶんこの段階で、過剰適応して誰とでも仲良くできるけど
ストレスMAXに気づかなくて、キレてますね。できあがっています。


エピソード2:みんなの調整役

女子短大出身なので、まぁ言われました。「合コンしてくれ」と。
長女だからか、頼られて決していやな気持はしません。
当時お酒ももりもり飲める人だったので、わりと場に呼ばれることも多くて。交友関係は広かったと思います。

そりゃぁ。モテる子とそうでない子。いました。
矢印があっちに伸びたりこっちに伸びたり。

楽しかったです。相当に楽しかったです。

わたし目線ではほぼ全員知り合いなので、わたしが誰かとどうってのはほとんどありませんでしたが。笑

でもここでも当てはまります。

過剰適応:どこでもうまいことやっていける。頼られてなんとかしようと過剰に努力をする。

感情調節困難、これはですね…
今でも痛い黒歴史なのですが、みんなで夏祭りに行ったとき。

超マドンナと、女子ふたりの3人だったんです。
そりゃ、マドンナにみんな色々しますよね。わかりますよ。

そのとき。
もう片方の女子から相談を受けていて、マドンナからも「どう対応していいかわからない」とか言われていたり。

野郎軍団はもうひとりの女子に塩対応で。
わかりやすさにもほどがあるんだよ。礼儀ってもんがあるだろ。

はい、わたしが礼儀もなくキレました。
うちわをビリビリに破き、うっせぇ!と投げ捨てました。(Ado風)

そう、これも
誰にも相談しておらず、自分で溜め込みまくって起きた悲劇です。

この悲劇は、つい最近まで繰り返すことになる。

エピソード3:仕事で適応障害連発

実は、職場で「適応障害」と診断を受けたのは今回が初めてではありません。2回、あります。

パターンも、今回はちょっと特殊ではありますが似ています。

過剰適応を発揮して、仕事を覚えるのは早い。
働いていれば、何かしら問題が出ることはある。ただそれが
「自分のメンタルが弱いからそう思うんだ」
「弱いから耐えるしかないんだ」

と、初期の段階で相談することはほとんどなく
これはやばい、と誰かに相談したときには
ストレスゲージはすでに満タンに近い状態で、派手に爆発する。
時には「消えたい」とSNSに呟きまくったこともある。

感情調節ができなくなるんです。
ストレス溜まると、ほぼ調節機能がなくなる。

この傾向がはっきり見てとれた。
ずっと同じじゃん。

だいたい、感情調節できなくて希死念慮出して、終了してる。
でも最初からそうじゃなくて、ガス抜きが極端にへたくそなのが要因という読みはあたっていたんだと思う。

わたしに必要なスキル

「適切な自己主張」
「ストレス自覚なくてもストレス解消」
これである。

「自己主張」はわたしの辞書にほとんどない。
これは家庭環境要因もあると思う。自己主張すると機嫌が悪くなる(ように見えていた)身内がいるからだ。連鎖していると思う。

幸い、いい感じに自己主張する本みたいなのが沢山あるようだし、
リワークでも練習ができるそうなので、身につけるしかない。

そして「ストレス」と自覚したときには、すでに手遅れ状態であることが大半である。

つまり、キャッチ能力が低い。
もしくは気づいていても「メンタル弱いからだ」と思いケアしなかったのが要因かもしれない。

これは「ご自愛」に尽きると思う。
「穏やかな人」に憧れていたけれど、残念ながらそうではなし。

でも、「突然キレる」ことでだいぶ失敗を繰り返しているので
だったらあきらめて、対策を自分で淡々と進めた方が
今後の人生において、プラスだと思う。

たくさんの関係を失ったけれど。

いま色々書いてて思うことがある。
何回ダメになっても、新しい関係を築くことができてるって
実は強みなのではないかと。

過剰適応も改善していくから減るかもしれないけれど。

今付き合いのある人には、この特徴はきっとばれている。
それでいいと思う。

実際キレたこともあるけどマイルドになったんじゃないかな。。。と思いたい。

そして何回へこたれても立ち上がっているわたし。
メンタル弱くないじゃないか。

ちゃんと伝えること、ストレス溜めないこと。を
頑張ればいいんだと思う。



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