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『葛藤』って大事な時間。

修学旅行に「行く」って言ってた生徒が、
「行きたくない」と言い出した。
でも、数日後、やっぱり行きたいって言うし。

これも微笑ましい。

生徒自身が内面と向き合っている時間を、
僕も共有しているんだな、
と思うんですよね。


さらに、学校に行かない宣言の生徒も。
親御さんから電話連絡を受けて、
すぐに、家庭訪問。

生徒の自宅に着くと
その生徒も落ち着きを取り戻していて、
穏やかに話してくれました。

で、

子どもだけなく、
親御さんも、頑張ろうとしてた。
子どもと真っ正面から向き合って、
しんどくなっていた。


頑張り続けた結果、
頑張れない自分を受け入れられなくなって、
頑張るだけ苦しくなっていたんですね、

と気づいたことを伝えました。


結局、「〜ねば思考」「〜べき思考」って、
子供だけじゃなく、親の呪縛にもなって、
みんな苦しくなっていた。

学校に行かなければならない、
という呪縛に囚われて、
身体中からエネルギーが漏れ出てしまった。


僕は、学校に行きたい気持ちになったときに来てね、
という話ができたので、一安心。

帰り際は、見えなくなるまで、
親子で、ずうっと、お見送りをしてくださいました。

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