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お魚を食べること、メリットとデメリット


こんにちは

昨日、お魚を食べる方は長生きするという事をお伝えしましたが、お魚を食べることのデメリットについても簡単にまとめてみました。

それは、メチル水銀、PCB(ポリ塩化ビフェニル)、ダイオキシンのリスクです。

これらは、工場、鉱山や火山から排出され、海を汚染します。また、プランクトン→ 小魚 → 大型魚類といった水生生物の食物連鎖によって濃縮され、特にマグロ、カジキ、サメなどの大型魚類、キンメダイ などの深海魚、ハクジラ類(イルカ、マッコウクジラ)などに多く蓄積されていきます。

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体内に取りこまれたメチル水銀は、神経障害や発達障害を引き起こします。特に問題となるのは、妊婦さんに取り込まれた胎児への影響です。胎児の発育中の脳はメチル水銀に対する感受性が高いため、比較的低濃度の暴露であってもその影響が懸念されています。

しかしながら、特に青魚に多く含まれる油は、いわゆるオメガ3系脂肪酸(DHA+EPA)で、良質な油です。

日本で消費の多い魚類の水銀とDHA+EPAとをまとめたスライドです。メチル水銀のリスクとDHA+EPAを考慮すると、摂取するとしたらサンマ、ブリ、サバ、イワシなどの青魚がオススメです!

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お魚(魚介類)には、オメガ3系脂肪酸(DHA+EPA)のほか、タウリンやアスタキサンチンが含まれており、それを食べることのデメリットよりもメリットが大きいと思われます。

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