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育児書が苦手な理由/わたしのスピードはわたしが守ってあげる

子どもに対して「早く早く!」って言ってる時って、自分に対して「早く早く!」って言ってるときなんだろうな。

ここ数年を思い返して、子どもに対して「早く!」って言わなかった日ってたぶん1日もない。

それだけ常に子どもを急かしていたし、同時に自分自身を急かしていたんだなぁ。「このままじゃダメだよ!」「みんなについていかないと遅れちゃうよ!」「みんなと同じようにできないと、あなただけ取り残されちゃうよ!」って。

だからこそ、こういうときに物事の表層だけを見て「子どもに〇〇と言うのはやめましょう」とか「〇〇という言葉がけをすると子どもは△△になってしまいます」といった表現の仕方をする育児書や育児関連の記事が、わたしは苦手なのだと思う。

その発言を水際だけで止めても意味はなくて、口を塞がれ行き場がなくなった母の感情は、またきっと別のところで爆発するから。

そう言ってしまう理由がどこにあって、それはなぜなのか。責めるんじゃなくて、寄り添ってあげたいのだ。自分自身に。

同じじゃなくていいよ。
自分のペースでいいんだよ。
遅れたって、あなたのことをわかってくれる人はちゃんと待ってくれてるよ。

遅いとか早いとかじゃなくて、わたしにはわたしのスピードがあるだけのこと。

すべてはきっと、わたしにとってベストなタイミングでうまく進むようになっている。

わたしのスピードは、わたしが守ってあげよう。






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