『保護』という言葉を使うなかれ。

年初に、トラの絶滅の危機について書きました。
https://note.com/certicwolf/n/n73e14f76b037

それについて、補足したい事があります。

◆『保護』という言葉を使わない理由

僕は文の中で、『保護』という言葉は一切使っていません。
繰り返しになりますが、特定の種の存亡についてこだわるのは、
あまり公平ではないと思うからです。

例えば『保護』される動物たちも、
個体数が多くなれば『駆除』となる可能性があります。
要は僕ら人間の都合で命の価値を決めてしまっているわけですから、
本当に勝手です。

◆命の価値

本来、あらゆる命は等価値です。
昨日食べた肉や魚も、命です。
僕らは他の種の命を頂いて生きているのです。

その事に負い目を感じる必要までは感じませんが、
一方で、僕ら人間だけに生殺与奪の権利があるわけでもありません。
ですから、今後も『保護』という言葉はあまり使いたくありません。
使うとすれば、『共存』です。

大昔の我々の先祖は、自然を敬い共存して生きてきたはず。
生活レベルをその時代に戻せとは言いませんが、
新たな共存の道を探ることはできるはずです。

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