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敗戦後にバチバチの言い合い~ドイツ代表の真実が明らかに

AmazonPrimeで配信されている、ドキュメンタリーシリーズ„All or Nothing - Die Nationalmannschaft in Katar(サッカードイツ代表 in カタール)は、日本ではどうやら観ることができなそうなのですが、MEDIA CRACKさんが日本との試合後のミーティングの場面だけ日本語翻訳した動画を、自身のチャンネルにアップしてくれていました。

非常に興味深い内容なので、ぜひ見てみた方がいいと思います。


◆ドイツ代表が抱えていた問題

ちなみに、観るとわかるのですが、当時の日本代表とは真逆の問題を抱えていたことがわかります。

簡単に言うと、日本代表の森保監督が戦術の無い放任主義だとすれば、当時のドイツ代表のフリック監督は戦術がありすぎて、並の選手だとサッカーに集中させてもらえない状態だった事が判ります。
(フォーメーションパターンが6つもあったらそりゃ混乱しますって)

ただ、どちらも似たような問題を抱えてて、例えば動画内では、チームとして前がかりになってボールを奪いに行くのか、引いて守るのかという判断がバラバラで、陣形がコンパクトになっていなかったという意見が出たところで、ベテラン選手のミュラーは「前から行くべきだった」と言ったのに対して、監督は逆に「もっと引くべきだった」と言い、「いや、それだと日本の選手が後ろで自由にボールを動かせてしまうだろう」と言い返す。
いやいやそれって・・・
そもそも、監督就任時に最初に擦り合わせるべき問題では?
みたいな話が続いていくわけです。

つまり、日本代表もドイツ代表も、チームとしての原理原則がだいぶ前から定まっていない状態でW杯に臨んでいたのです。

◆日本代表が勝てた理由とは?

では、なぜ日本代表が勝てたのかと言えば、それは、
考える事が多すぎてサッカーに集中できないのと、ベンチの指示無く勝手に判断して行動できるのと、どちらがやりやすいかといえば、後者だった、それがたまたま上手くはまった、それだけの事だったのです。

ただ、僕は上手くいかなかった時のリスクがあまりにも大きすぎて、どちらか選べるとしても、後者を選ぶ事は絶対しませんけどね。
まあ、正直どっちもどっちだと思いますが。

その結果の泥仕合だったという事で、今ようやく納得がいった感じです。


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