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吹っ切れる一年に!

「普通になりたいという思い」を手放すこと。

これが今年の目標です。

この言葉を記した後、ふと「普通って何だろう?」と考えこみ、気が付くと1月も終わりに近づきました。

このひと月の間、考えてみました。そして、結局、普通というものは「あってないようなもの」ではないかという考えにたどり着きました。

少し違う表現で言い換えると、普通とは、それを普通と信じた人たちが多数派になることで普通というものが生み出されていく実在のない「概念」だということです。


「普通」になろうと努力したとしても、関わる集団が変われば一瞬で普通は普通でなくなります。

それにもかかわらず、私は、長い間「普通」になりたいと願い「普通」であるために努力を続けてきました。そして玉砕してきたのです。

普通ではないからといって、普通の人より優れているということでもなく、もちろん、劣っているということでもない。ただ、集団の中で「普通」と信じられている立ち位置とは違う位置に立っているというだけのこと。

ただそれだけのこと。

そういう風に普通ではないことを受け入れて、普通でありたいと願うことをやめるのです。


普通でないこと自体は罪ではありません。多数派でないと自覚していれば、周囲との摩擦も避けようがあります。

また、普通でいたいと頑張りすぎると、それ自体が挙動不審の怪しい態度になりかねません。その挙動が違和感を与えてしまっては、元も子もないのです。

仮に、誰かから「それは普通じゃない!」と嘲り笑われたとしても、涼しい顔で自分の道を進むのみ。自分自身の「普通じゃないところ」を肯定しながら、自分の人生を生きていきましょう。

「普通」の呪縛を解いて、吹っ切れる一年にします!