見出し画像

仕事後の気持ちは達成感か、解放感か?

取り組んでいたプロジェクトが完了した時、もしくは一日の仕事を終えた時、多くの人は「あー、やっと終わったー!」という清々しい気分、ホッとした気持ちになると思います。

私も無事に入稿・納品を済ませた時には、毎回このトップ画像のような明るい気分になっています。しかし、私がよく気にしているのは、

これは「達成感」なのか?それとも「解放感」

ということ。

私自身も含め、このあたりを無意識に混同している人は多いのではないでしょうか。

「ようやくこの仕事が終わった!お疲れ様、一杯行こう!」というサラリーマンの中には、達成感<解放感という人も少なくないでしょう。

スカッとした気分、パーッと行きたい気分、ホッとした気分…いずれも共通する要素でありながら、この2つは仕事に向き合うマインドが根本的に違う気がしています。

【達成】 の解説
[名]成し遂げること。目的を果たすこと。
【解放】 の解説
[名]束縛(そくばく)されたり、制限されたりしているものを、ときはなして自由にすること。
※引用:いずれもgoo辞書より

つまり「達成感」なら、その仕事に目的意識を持って、ゴールに向かって取り組んでいたということ。仕事にやりがいや手応えを感じているということ。ざっくり言えば、前向きな気持ちを表しています。

一方「解放感」なら、早くその仕事から解き放たれたかった、やっと終えられて楽になったということ。逃げられた、という感覚もあるかもしれません。ざっくり言えば、こちらは後ろ向きな気持ちと言えます。

あなたが普段感じているのは、どちらですか?
もしくは、どちらの気持ちが大きいですか?

忙しい中で自分の気持ちにフォーカスする余裕がない人ほど、せめてこの点だけでも振り返ってみてはどうでしょうか。今の仕事や職場に対する本音が分かれば、今後のキャリアを考えるヒントになるはずです。

それでは、また明日。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。よろしければ「スキ」やSNSでシェアしていただけると、とっても嬉しいです! いただいたサポートは書籍購入など、今後のnoteに活かすために使いたいと思います。