【節約生#632】朝から飲酒ガイドラインを読む
趣味で節約生活をはじめてみた。
健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。
健康の文化の綱引き
節約のルールとしてはじめに定めたのは、健康と文化である。健康を失いたくないし、文化にあふれた余裕のある生活をしたい。
健康はまだわかるが、文化は難しい。長年ブラックな働き方をしてきたせいでもある。文化的な生活をおくると健康にもつながる(クリエイティブ・ヘルス)。最近では、文化的処方という用語を使って、生活改善のエビデンスを集めるひとたちもいるようである。
一方で、飲酒文化というものがある。
明らかに健康に悪いが、薬物でもあってなかなかやめられるものではない。
何しろ節約生活をはじめてからも毎日飲み続けていたくらいである。食費の4割が酒代であることに気づいてからじょじょにお酒を減らすようにしている。
減酒をはじめてから2年ほどが経過した。
今でも健康と文化の綱引きは続いている。
飲酒ガイドライン
今年の目標はお酒を飲む日を80日以内にすることにしている。お酒を減らす代わりに格別なお酒を飲むことを目標にしている。
そうすれば文化的でもある。
現在までに13日。毎回少しではあるけれども記録を残している。毎回良いお酒であったわけではないけれども、常飲していたときよりは真面目にお酒と向き合っているかもしれない。
2月の中旬に厚生労働省が飲酒ガイドラインを出した。
少しだけニュースになっているのを見たけれども、目安の量が少ないという嘆きをとりあげていることが多いように感じた。
日に純アルコール摂取量が男性40g、女性20gなので、毎日飲んでいる人は簡単に超えてしまう。
しかしながら、飲酒ガイドラインをよくよくみてみると、少し文脈が異なる。
いろいろな計画での目標がそれくらいを基準にしているだけである。しかも10%くらいまでに下げるということは10人に1人は越えることが想定されているということになる。
その後には、丁寧に「許容量」ではない、海外では異なる数値もあると示されている。
上記の第2期計画とは「アルコール健康障害対策推進基本計画 (第2期)」のことで、ついでにそちらも朝から眺めていた。
文化を変えることは難しい
日本各地に美味しいお酒があることからもわかるように、お酒は文化でもある。
行政的な計画は、お酒を楽しむ文化を抑え込もうという見方もできる。そうなってくるとなかなか難しいのではないかと考える。
最近はソバーキュリアスという飲まないことが文化のような感じで語られる動きもないではない。ソバーキュリアスを見ているとやはりというか金銭的な余裕ができることがメリットとしてあげられることが多いようだ。
ただ、お酒はそもそも依存性の高い薬物でもあるので、体に悪いからといってやめることは難しい。
そろそろ今月2回目の飲酒日にしようかと思いながら、お酒の害を勉強するのが関の山だろう。前の2回が散々な飲酒日であったので、今回の機会を大事にしたい。
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