【節約生活#414】何もしない時間をとる
趣味で節約生活をはじめてみた。
健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。
無音時間
バックグラウンドミュージックはもう当たり前の世界になっている。自分がうまれたときからそうだったのかもしれない。
音がないと寂しいのでテレビをつけっぱなしにしているという高齢者にもあったことがある。
にぎやかさというのは大事なのかもしれない。
ただ、何か考えたりのんびりすごしたいときに邪魔なノイズになることがある。それに気づくまでは自分も常に動画を再生していたりした。
最近は朝は基本的に無音時間をとっている。
その方が考えもクリアになる。自分を見つめる時間は何も音がない方がよい。
何もしない時間
そういう生活を1週間くらいすごしただろうか、何となく目にした本に何もしない時間をとる人の例が書かれていた。
仕事から帰ってきた人が椅子に座って何もしない。そういうルーティーンのようなことをしている人がいるという。
人間は機械ではない。
健康的文化的節約生活に挑戦してから人間らしい生活に触れていることをつくづく感じる。
朝目が覚めるのをスイッチオン、食事を燃料補給、仕事をして帰ったら、布団を敷いてスイッチオフ、そういうことはできない。
節約をすることでくらしそのものに目を向けると、ひとつひとつのことが大事であることに気づく。かつてはもったいないと思う時間の使い方であった「寝る」ことも、人生の一部という認識に変わったくらいである。真逆である。
もしかしたら「何もしない時間」は意味のある時間かもしれない。
夜まで仕事をしているときは、たいてい眠れるまで時間がかかる。昔はよくわからなかったけれども、神経が興奮しているというのは正しそうである。交感神経が優位なままでいるという解釈である。
いつまで交感神経ばかり使っていると、疲れやすくなるなどデメリットがあるし、いつかは自律神経失調症になってしまうかもしれない。
バランスを整えるために、静かな時間は意識的にとるべきだろう。
実は帰宅後のルーティーン的な行動はあまり考えていなかった。疲れてそのまま倒れるように眠るというのが若いころの理想(?)であったからだ。
くらしを見つめるとやはり、夜にも自分だけの時間がほしい。そのために何もしない時間をやってみようと考えている。
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