#18違う精神科へ行くことに。受けた検査と感想。
(2023年12月7日一部修正しました)
これまで通院していた担当医に裏切られた気持ちになり、
薬を飲むことをやめ、自殺計画を立てていた時。
彼氏の家族からの紹介で、違う精神科へ行くことになりました。
外へ出ること、電車に一人で乗ることが出来なかったので、
彼氏が精神科へ付き添いで行ってくれました。
大きい精神科で、1時間待つ。
今まで行ったことのある2つの精神科は、規模が小さく、1人しか医師がいませんでした。
新しく行った精神科は、医師が何人もいて、待合室には大勢の人がいて驚きました。
その待合室で、予約した時間から1時間ほど待ちました。
その間、ずっと下を見て、拳に力を入れて緊張していました。
この病院で突き放されたらどうしよう、
もう死ぬしかないと思っていたからです。
待ち時間に聞いてしまったスタッフの一言
医師がいる個室がいくつかあり、そのひと部屋ごとに待合室にいる患者の名前を呼ぶスタッフの方がいました。
目の前の個室から出てきたスタッフが、次に呼ぶ患者の名前を読むことができなかったようで、
「やばい、、患者さんの名前が読めない。適応障害になっちゃう!」と笑っていたのです。
患者を馬鹿にする人が働いている精神科なんだなと思いました。
適応障害になったことがある身としては、軽く冗談のように言われると、悲しみと怒りが湧いてきました。
適応障害の時は、身体も心もズタズタになって、お金も無くなり、職場との定期的なやり取りがとても辛かったです。
いきなり子どものように泣いてしまったり、将来が不安で仕方ありませんでした。
そんなことを思い出し、この精神科は諦めて他の精神科へ行こうかと彼氏と相談していたら、名前を呼ばれました。
彼氏は「無理に行かなくてもいいんだよ」と言ってくれましたが、せっかく1時間待ったので、ダメ元で受診することにしました。
診療の様子
名前が呼ばれ、個室に案内をされ、彼氏も付き添いで一緒に入りました。
医師と話そうとすると、涙が出て止まらなくなってしまいました。
なので、私じゃないと答えられないこと以外は全て彼氏が担当医に話してくれました。
担当医は若い女性で、真剣に話を聞いてくれました。
私は人間不信な状態だったこともあり、担当医を信用できませんでした。
しかし、彼氏は信用できるんじゃないかと言っていました。
病名について
病名については、数か月通わないと分からないそうです。
家から少し遠く、混んでる電車に乗らないといけないので、次回はまた彼氏が付き添ってくれることになりました。
ひとりで行けるようになるのはいつなんだろうと思いました。
CES-D検査(抑うつ検査)と、バウムテスト(心理検査)を受ける
受診が終わった後、2つの検査をしました。
まずはCES-D検査。
これは、抑うつ状態について客観的に把握するための心理検査です。
タブレットを渡されて、何十問かの質問に答えたと思います。(記憶があいまい)
この検査は、60点満点で、16点以上の場合は抑うつ状態であると考えられるそうです。
私は48点で、重度の抑うつ状態でした。
次に、バウムテストを受けました。
紙を渡されて、えんぴつで木を書くというテストでした。
その人の思考や性格のパターンを読み取るものでした。
自我について、対人関係について、現在のエネルギーについてなど、心理テストのようでした。
この結果を踏まえて、自分の現状を理解し、対策を考えるためにやるものなのかなと思います。
カウンセリングの医師に呼ばれ、説明を受けるも泣いて中断させてしまう
検査が終わった後、もう帰ることが出来ると思ったら、また医師に呼ばれました。
おそらくカウンセリング担当の方だったと思います。
個室へ連れられ、日常生活の過ごし方について説明をされました。
長い待ち時間、受診、検査を受け疲れてしまっていたのか、またはストレスがたまっていたのか分かりませんが、泣いてしまいました。
彼氏が先生に説明を中断するように頼んで、もう帰れることになりました。
結果的には、新しい精神科へ行って良かった
結果的に、新しい精神科へ行って良かったなと思います。
この精神科には、現在も通院しています。
障害年金と障害者手帳の診断書も書いていただきました。
担当医は多くは語らずに、双極性障害の治療として、少しずつ薬の調整をしてくれています。
つい2か月くらい前までは、躁状態と鬱状態を数日おきに繰り返していました。
毎日がジェットコースターのようで、疲れ切ってしまいました。
何度かそのことについて担当医に相談をし、薬を増やしってもらったら、鬱状態がこなくなりました。
正確には、1日の中で鬱っぽい時間があっても、すぐに鬱から抜けられる感覚です。
病院選びの大切さを学びました。
つづく
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