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長谷川ちゃみの有料記事

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長谷川ちゃみの有料記事を集めました。
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記事一覧

今年の夏休みこそは「宿題しなさい」を言いたくない小学生ママへ

先日、小学5年生の次女に「そういえば、おかあさんって『勉強しなさい』って言わないよね」と言われた。また、中学1年生の長女には、「おかあさんが教育ママになったら、良いところが一個もなくなるからね!」と言われた。ん?ビミョーだが、まあいい。子どもがそう認めるのだから、私は正真正銘「勉強しなさい」を言わない母親だ。 そんな私は、夏休みも「宿題しなさい」は言わない。でも、娘たちはいつのまにか宿題をやっつけている。 長女が中学生になり、いまの中学生は「主体的に」学ぶことが求められて

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6歳の褒め方がわからないときは

先日、6歳の末娘が、怒りながら「もう!どうやったらおかあさんに褒めてもらえるの?!」と。 これ、かなりショックでした。 たしかに、私はこれまで子どもたちを積極的には褒めてこなかった自覚があります。「親に褒められるためにやる」子にはなって欲しくないというのが、その理由のひとつです。もちろん、心底感心して「すごい」としか言いようのないときは、「すごいね」と伝えます。ですが、日頃からむやみに「えらいね」とか「うまいね」とか「おりこうさんだね」などと言うことは避けてきました。

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中学生ママの誤算!公立中学なのに部活動で親が大変だなんて

娘が中学生になり、運動部に入りました。 入ってびっくり!!その運動部には”夜練”があるのです。学校では練習せずに早く帰って、夜に別のところに集まって練習する日があるのです。強豪私立校ではありません。公立中学の弱小運動部です。 実は”夜練”は、正確に言うと、学校の部活動ではありません。顧問の先生が指導員として参加し、保護者が運営するスポーツ少年団(以下、スポ少)の活動です。 わたし自身、中学生のときは運動部でバリバリやっていて、部活動が大好きでした。でも、当時、部活動で親

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夫は「塾なんて行かせなくていい」って言うけど心配で・・・って想像してみた

先日、わが家の5歳の末っ子に「お父さんとお母さんが一番仲が良かったのって、結婚したとき?」と聞かれてドキッとした。 夫とは日頃から些細なことで言い争いをしているので、子どもに心配をかけてしまっているのだろう。申し訳ない。 そんな夫婦だけれども、そういえば、子どもの”勉強”に関しては、特に申し合わせたわけでもないのに、今のところ意見が衝突したことはない。私たちの結婚生活は、互いに価値観や習慣の違いを許容し、妥協し、時にはじっと耐えながら続いてきたが、子どもの勉強のことで夫と

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ロスジェネの「ロス」を決定づけたのは私たちロスジェネ自身だったのだろうか

私、1977年生まれ、ロストジェネレーション=ロスジェネ女です。 ロストジェネレーション(失われた世代)と呼ばれるのは、正直、気分のいいものではありません。でも、ロストジェネレーションというワードは、今や高校の社会科の教科書にも載っているんですよね。 ちょっと前の更新ですが、ロスジェネについて鋭い考察を展開するnoteを最近見つけました。ポンデベッキオさんの「ロスジェネ世代、最後の戦い」です。 ポンデベッキオさんの考察はこうです。 ”ロスジェネ世代の最後の大仕事、それ

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賢い子を育てる会話術 『コレ』が『アレ』なんだ!で子どもは賢くなる

子どもたちには、机上の学習と実生活を結びつけて考える力をつけて欲しいなと思っています。 わが家には、来年小学校に上がる5歳の娘がいますので、いまから家庭でどんなフォローができるか考えてみました。 上の子二人の成長を思い返しても、幼児期の「会話」が、その後の学力にかなり影響してくるような気がしています。 子どもは『コレ』と『アレ』とを繋げて賢くなる 子どもと過ごしていて気づいたのは、子どもは分からないなりにも脳内にストックしていることがある、ということです。実生活で触れ

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娘の卒業に際し夢の毒を考える

明日は、長子である娘の小学校の卒業式です。初めての子がいよいよ小学校を卒業。さぞ、感慨深いものがあるだろうと想像されるでしょうか。たしかに、そういった面も無くはないです。でも、正直言って、卒業式に出席するのは気乗りしません。 いちばん嫌なのは、卒業生が順にセリフを言う、あれです。「重いランドセルを背負って緊張しながら迎えた入学式」で始まり、小学校生活を一通り振り返って、最終的に「お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとうございました。中学校に行っても頑張ります。これか

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マーケティングの知識のない私が最初の有料noteの値段を500円にした理由

長谷川ちゃみと申します。 私は、SNS未経験で手探りでnoteでの発信を始めました。始めたときから有料記事をリリースしたいと思っていました。そして、無料記事の更新を150件以上重ね、今から2ヶ月前にようやく初めて有料記事をリリースに至りました。 多くの方は、有料記事をリリースする際に、値段設定で悩むようです。100円から設定可能です。はじめは安くして様子を見て、沢山売れるようなら値上げしようと考える方もいるでしょう。私自身、実は、有料記事を書き始める前、厳密に言うと有料記

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【随想】本のほとり#4|高橋源一郎「ゆっくりおやすみ、樹の下で」

近所の川本さんちにはノウゼンカズラが生えている。夏になると赤みがかったオレンジ色の花が咲く。 川本さんちのノウゼンカズラは、カーポートの柱に巻き付きながら上へ伸び、カーポートの屋根のヘリを伝ってさらに横へも伸びている。 都会でもなく豊かな自然があるわけでもない郊外の住宅地の中、川本さんちの庭に生えている植物達が私たちに四季を知らせてくれる。夏はノウゼンカズラが目を引くが、その少し前の季節にはビワがなり、鳥がつつく。 私たちがここに引っ越して来たときには、川本家は既にご夫

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「赤ちゃんを保育園に預けるなんてかわいそう」なの?

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。 「こんな小さな赤ちゃんを保育園に預けるなんてかわいそう。」 夫の実家に遊びに行ったとき、義母が遠慮がちに呟いたのは、もう10年も前のことです。 私は、内心、酷く動揺しました。 無事に保育園が決まり、私は第一子の1歳の誕生日に育休から復職する目処が立ったところでした。私はホッとしつつも、初めての育児と仕事を両立できるか不安を感じていました。 私はどうしてこの言葉に動揺したのか。 それは、他でもなく、私自身の心の奥底に「本当は

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初めて有料記事を書いて前向きに変化した気持ちと新たな悩み

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。 SNS未経験で手探りでnoteで始めて7ヶ月、連続投稿を始めてもうすぐ4ヶ月。投稿数は150件を超えました。 有料記事をリリースしたいと思い、具体的に行動を始めて5ヶ月となる先月、ついに有料記事リリースを果たしました。 まだ多くの方に有料記事を読んでいただいているわけではないのですが、有料記事を書いてみて、想像以上に気持ちが前向きになっています。書いてよかった、と心から思っています。有料記事を書いてみて、有料記事に対する気持ちが

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保育園で過ごす赤ちゃんをママやパパはどう支援する?

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。 赤ちゃんを初めて保育園に預けるとき、ドキドキしますよね。どうしてるかな?頑張ってるかな? 保育園で過ごしている赤ちゃんに、親がしてあげられることは何でしょうか。親に何ができるでしょうか。 私は、3人の娘を赤ちゃんのときから保育園に預けました。そのとき、私は次の3つのことを特に意識して実践しました。 保育園のルールを守る 先生と信頼関係を作る 子どもの持ち物や服装に配慮する どれも当たり前のことではありますが、入園前にママ

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【随想】本のほとり#3|安田浩一 金井真紀「戦争とバスタオル」

♪さる・ゴリラ・チンパンジーはもう歌わない。 きっかけは、この本。 「戦争とバスタオル」 文 安田浩一、文と絵 金井真紀 (亜紀書房 2021年) 子どもの頃、母方の祖父母の家に行くと、仏間にセピア色の若い兵隊さんの写真が飾ってあった。その兵隊さんは祖母が最初に結婚した青年であり、戦死してしまった人である。若き祖母は夫がなくなったあともその家に残り、そこで婿養子を迎えた。その婿養子が私の祖父である。つまり、私は若い兵隊さんが生きて帰ってきていたら生まれなかった命である。

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