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妊娠がわかったときのこと

2023年8月30日。
生理予定日(8月23日)ごろから強烈な胸の張りを自覚。食欲もあまりなく、夕食の時間帯になると若干の吐き気を感じていた。

約1年前に結婚してから今まで避妊はせず、まさに自然にまかせていた、という感じだった。

初めて生理が来たのは12歳で、20〜25歳頃までは生理痛緩和目的で低容量ピル(マーベロン、ヤーズ等)を服用。
ピル中止後、生理周期は28〜30日でほぼ安定していた。

友人、身内に不妊治療や流産を経験した人が何人かおり、「そう簡単に妊娠はできるものではない」こと、「すべての妊娠が無事に出産にたどり着けるわけではない」ことを認識していた。

生理予定日からしっかり1週間待ったこの日、起き抜けの寝ぼけた状態で、妊娠検査薬を使ってみる。
二つの窓にくっきりと縦の線が入り、妊娠がわかった。
夫に「赤ちゃんできてた」と伝え、私よりも更に寝ぼけていた彼は「おめでとう」とだけ言って、眠りに戻っていった。

妊娠が分かった日、夫も私もとても幸せで、その後なかなかしんどい悪阻が待ち構えていることや、
この幸せが急降下するような、とてもつらい経験をしてしまうことは、もちろんこのときは、まだ知らない。

ちなみに嬉しさだけではなく、少しの不安もあった。
仕事を辞めていて、転職活動の真っ只中だった。妊娠がわかったその日も、午後から最終面接の予定が入っていて、どうにか予定通りそれをこなした。(後日内定が出たが、妊娠発覚を理由に辞退した。仕事については、また別の機会に書きたいと思う)

翌日、産婦人科を受診。
次の記事へ続きます。

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