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93年生まれ、夫と二人暮らし。 23年の夏に妊娠するも、稽留流産。 忘れたくない気持ち…

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93年生まれ、夫と二人暮らし。 23年の夏に妊娠するも、稽留流産。 忘れたくない気持ちを残します。

最近の記事

緊急入院からの退院、経過観察。《RPOC、胎盤ポリープ》

かなり時差投稿になります。 10月6日の深夜に緊急入院してからの、その後のことをまとめていきます。 10月7日 採血の結果、貧血の状態は問題なかったようで、輸血は回避できた。 今回の治療は、止血剤の点滴と、子宮収縮剤の内服と、ひたすら安静、とのこと。 食欲は普通にあったので、病院の食事は完食。 ふだん料理は私が担当なので、誰かが作ったごはんを食べられること、そして片付けてくれることがとてもありがたかった。 やることもないので、今の症状について調べたり、いなくなってしま

    • 流産手術後の経過観察、そして緊急入院。

      2023年10月6日。 稽留流産に対し、子宮内容除去手術を受けてから4日目。 経過観察のために診察に訪れた。 退院日翌日(術後2日目)は、下腹部痛と軽い出血は続いていたものの、内服を続けながら日時生活は普通に行えた。 家事は問題なくこなせたし、何なら美容室に行く元気もあった。夫と外食にも行けた。 10月5日(術後3日目)に、そこそこ強い下腹部痛があった。出血も多くあり、小さな血の塊がいくつか確認できた。 まぁでも血腫があるって言ってたし、こんなもんだろう。これで全部出たの

      • 稽留流産手術③ 術後2日目、退院

        2023年10月3日。 術後2日目。 昨晩は22:00ごろにボルタレンを飲み、日付が変わる前には眠った。 途中で目が覚めることもなく、6:00に起床。 体温、体重、血圧測定。 7:00ごろ、朝食が配膳された。パン2つ、サラダ、スクランブルエッグ、バナナ、ミルミルが出た。 おいしく完食し、食後の子宮収縮剤を飲む。 痛み止めは飲まなくても大丈夫そう。 食事のお膳を下げにいくとき、何人か妊婦さんを見かけた。 もっと切ない悲しい気持ちになるものかと覚悟していたが、思いの外、フラッ

        • 稽留流産手術② 手術〜麻酔からの覚醒、夕食

          2023年10月2日。前回のつづきです。 予定していた手術時刻を3分ほど過ぎたあたりで、担当看護師さんが来室。 処置室へ案内される。 痛みはだいぶ落ち着き、点滴を押しながら歩いて向かった。 到着したお部屋のドアには「分娩室」と書かれていた。 ああ、ここ、普段はお産するところなんだ。 下着を外して手術台に乗るよう促される。 普段内診を受けている台のような、足を固定する場所がなかったので、何やら色々な道具を用いて3名の看護師さんたちが私の足を固定していく。 血圧計とパルスオ

        緊急入院からの退院、経過観察。《RPOC、胎盤ポリープ》

          稽留流産手術① 入院日〜前処置

          2023年10月2日。 最終月経日から数えると、9w4dに当たる日。 先週稽留流産と診断されたため、子宮内容除去術を受ける。 前回の記事の通り、普段通っていた産婦人科ではなく、総合病院にて1泊2日入院。 私が稽留流産と診断されてから今日まで、Twitter(X)やインスタやnoteで、たくさんの経験談を読ませてもらってきた。 それで心の準備ができ、とても助かったので、私もレポしてみようと思う。 前日〜入院当日の朝の過ごし方 前日は22:00までに食事を終え、以後禁食。

          稽留流産手術① 入院日〜前処置

          総合病院受診、手術日決定

          2023年9月28日。 稽留流産でなければ、この日から9wに入っていた。 前日、紹介状を書いてもらった総合病院へ。 割と穴場的な病院で、口コミ通りかなり空いていた。 病院自体が初診であったため、診察までの手続きは30分ほどを要した。もう少し時間がかかると思っていたが、思いの外スムーズで助かった。 問診票を記入し、診察へ。 紹介元の主治医よりも若い男性医師だった。 ひと通り妊娠の経過について確認し、内診。 「うん、やっぱり心拍は見えないね。 残念だけど、紹介元の先生と

          総合病院受診、手術日決定

          産婦人科受診④ 手術を選択。その理由。

          2023年9月27日。 稽留流産の診断を受けた翌日。 今後の処置について、相談のため受診。 一晩考えて、手術を受けることを選択。 意識下での処置に耐える勇気がなく、全身麻酔ができる病院への紹介を希望した。 この日も主治医はとても穏やかに、しっかりと言葉を選んで、真摯に話をしてくれた。 総合病院への紹介状も、その場で書いてくれた。 やっぱりすごくいい先生だな。 ぼんやりとそんなことを考えていた。 ちなみに看護師さんや受付スタッフさんもとても良い方で、たぶんこの日は、妊

          産婦人科受診④ 手術を選択。その理由。

          産婦人科受診③ 心拍確認できず。

          2023年9月26日。 前回からちょうど2週間経ち、最終月経日から計算すると8w5d。 日に日にひどくなる悪阻。 食べられたものが食べられなくなる絶望感。 それでも、幸せな妊婦生活を送っていた。 やっと、エコーで赤ちゃんに会える! 前回よりも大きくなってくれてるかな。 でももし、心拍が確認できなかったら…? 内診。 その不安は、まさに的中してしまった。 「ちょっと残念な話をしなくちゃいけない。でもすごく大切な話だから、聞いてね。 赤ちゃんの心拍がわからない。前回はっ

          産婦人科受診③ 心拍確認できず。

          産婦人科受診② 心拍確認

          2023年9月12日。 最終月経から数えて、6w5d。 約2週間、とても長かった。 悪阻はどんどんひどくなり、妊娠アプリをダウンロードし、妊娠にまつわる情報はどんどん入ってきた。 心拍が確認できなかったらどうしようと思ったり、悪阻が少しでも軽い日は不安になったり。産院を調べてみたり、分娩方法を考えてみたり。 不安な気持ちの中、内診。 胎嚢は30mmを超え、約6mmの胎芽と、心拍を確認。 心臓の音を聴かせてもらって、内診台で泣いてしまった。 順調ですよ、の言葉が本当にうれ

          産婦人科受診② 心拍確認

          産婦人科受診① 胎嚢確認

          2023年8月31日。 妊娠がわかった翌日に、婦人科受診。 最終月経日から計算すると、4w6d。 ネットやアプリで検索した結果、もう1週間ほど待ってからの受診がよいだとか、子宮外妊娠の可能性もゼロじゃないからすぐに受診したほうがよいとか、色々な情報があったが、気になる症状(頭痛)もあったので受診することに。 産婦人科は自宅から徒歩10分ほどの場所にあり、これまでも子宮頸がん検診、膀胱炎やカンジダなど、諸々のトラブルの際に受診していた。 主治医(院長)は男性で、物腰が柔ら

          産婦人科受診① 胎嚢確認

          妊娠がわかったときのこと

          2023年8月30日。 生理予定日(8月23日)ごろから強烈な胸の張りを自覚。食欲もあまりなく、夕食の時間帯になると若干の吐き気を感じていた。 約1年前に結婚してから今まで避妊はせず、まさに自然にまかせていた、という感じだった。 初めて生理が来たのは12歳で、20〜25歳頃までは生理痛緩和目的で低容量ピル(マーベロン、ヤーズ等)を服用。 ピル中止後、生理周期は28〜30日でほぼ安定していた。 友人、身内に不妊治療や流産を経験した人が何人かおり、「そう簡単に妊娠はできるも

          妊娠がわかったときのこと