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日中嫁姑バトル(キクラゲ事件編)

旧正月前後、Xやnoteで日中結婚した方の義実家帰省のアレコレを読んでホッコリしてました。インターネットのおかげで、先輩・同志から色々と勉強させていただいております。ホント家族近いっていうか、できるだけずっと一緒にいることを良しとする価値観というか。。私も現在、義母ンヌ滞在から早1ヶ月、先日の旅行で朝から晩まで一緒にいたら、ちょっと容量超えた。しばらく一人の時間優先したい。

そこで、バトルってほどでもないけど、ひとつ思い出した、過去の中国人義母ンヌとの一悶着を。名付けてキクラゲ事件。

長男が1歳くらいの頃。今から4年程前ですね。年末年始に義母ンヌが1ヶ月ほど来日滞在してました。んでなぜか大量のキクラゲを買ってきたんですよね。
いや、そんなに食わんし…て感じだったんですが。

そして、毎日毎日刻んだキクラゲをおかずに混ぜて息子に食べさせるわけですよ。
数日後、キクラゲ食物繊維多すぎて、息子はなんか消化不良みたいになり、キクラゲだらけのう○ちをしだし、なんか体調崩し出してリバースもしたので、病院にも連れて行き、まあ胃腸風邪かな?って感じで終わったんだが、夫も「もうキクラゲ食わせるのやめろ!!」となりキクラゲ狂気は一旦終わったわけです。
しかも私も胃腸炎うつって自分もリバースしたし。。なんだよほんと。。

そしたら数日後、キッチンで私が料理をしてたら、義母ンヌがおもむろにキッチンに立って、ジーッと私を見ながら、「チャンメケ呀…」と話し始めます。
「名前+呀(ya)…)と始まると、これはお小言タイムのサインです。
「もうキクラゲ食べさせないのか?」「子供の体は大丈夫なのか?」「キクラゲは鉄分が多い」と言い出します。

あーー、なるほど。息子の貧血を心配してのキクラゲだったのね。やっとわかったわ。
実は、息子は小さい頃に卵アレルギーがあったのですが、その血液検査をした際に、ちょっと貧血もあるかも、ということで鉄剤を処方され、食後に飲んでいました。いつぞやのテレビ電話で何飲ませてんだ?となり、説明したことがあったかもしれません。
にしても馬鹿の一つ覚えっていうかさ…他にも色々鉄分含む食材あるでしょうが。

そして、最後に「あなたは妊娠中にキクラゲ食べたのか?」と聞いてきたんですね。
なんか、これにプッチーン!!!ときて、ワタクシの大変拙い中国語でブチギレ返しだよね。「ワタシ良くないカラ、息子の身体悪い言いたいカー!!!」みたいな。思い返すとキッショ。んで、流石に何かを察して、「ほら、ごめん、中国人思ったことすぐ言っちゃうから。悪い意味で言ったんじゃない。」みたいなお慰めもらいました。

しかし、とんでもなく腹が立って、香港留学一緒だった友達に一部始終を愚痴ってたんだけど、「いや、中国人だって思ったことなんでも言ってたら人間関係回らないでしょ」と友人。そうだよ。その通りだよ。

ちなみに、この一件の全貌を夫に説明した時のコメントは、「すごいね、中国語でちゃんとコミュニケーションとれてるじゃん」だって。忘れもしねーわ。そこじゃねーよ!!!

まぁ、気を遣ってもらってるのも知ってるけどね、この前タブレット見せすぎだ、と言われる前に「一言いっても怒らないか」と聞かれたしね。。私も大人にならなきゃというか、精神修行です。

以上、思い出し憂さ晴らし発散でした。