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『一冊でわかるブラジル史』 読書記録#2

一冊でわかるブラジル史』の感想です。

首都はリオデジャネイロじゃない

お恥ずかしながら、ブラジルの首都はリオデジャネイロだと思っていました。
ブラジルといえば、リオのカーニバル!
だからリオデジャネイロが首都だろうと安直に思ってた、、、

ブラジルの首都はブラジリアだということを学びました。
そしてこのブラジリアですが、とっても独創的な近未来的な計画都市です。
上空から見ると飛行機の形をしているそう。
ぜひ直接見てみたいです!

世界の変化とともに

周りの国の発展や変化に影響を受け、
ブラジル内部でもいろいろな変化が起こっていくというのが
興味深かったです。

例えば、
ポルトガルに植民地支配され、
当時ヨーロッパで需要のあったサトウキビの生産をしたり、
ポルトガルとオランダの関係が悪化すると
オランダとの戦いになってしまったり、、

日本は島国でヨーロッパから地理的に遠いこともあり、
日本史ではあまり世界やヨーロッパ情勢との絡み合いはないような(気がします)が、
ブラジルという国はさまざまな国の影響を受けており、
おそらくほとんどの国もそうなんだろうということに
当たり前ながら気づきました。

ブラジルサッカーの熱狂

読書前から、ブラジルといえばサッカーというイメージがありました。
ブラジルではワールドカップの際にブラジル代表の試合があるときには仕事も休みになるとか聞いたことがあり、
サッカーの国と漠然と思っていました。

当初は白人のみのクラブでしたが、
1923年にはリオデジャネイロのクラブであるヴァスコ・ダ・ガマが黒人やムラートの選手の活躍で名門チームを倒して優勝すると、
人種差別を受けていた黒人が実力で進出できる道が開かれました。

本文より

こちらの文章を読んで、
人種差別を受ける黒人の選手の活躍が
同じく差別を受ける立場にある方々の共感を得たり、勇気を与えたりすることも
サッカー熱狂のひとつの理由としてあるのかなとも思いました。


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