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カナダへ行く!⑯ 茶々の人生パート2

 こんばんは。お疲れ様です。今日も読んでくださりありがとうございます。
 ということで、3ヵ月の茶々が私のマンションにやってきた。長毛秋田犬のパピーはモフモフで可愛かった❤ 迎えたのは、夏休み中だったので、仕事からは早く帰ってこれたし休みも取りやすかった。でも、その時期も終わり、また多忙な仕事が始まった。朝早く夜遅い生活。そんな中で、茶々は小さい頃から長いお留守番を強いられたのだ。実は、私はこの時、中学校で難しいクラスの担任をしていた。久々の中学校勤務で、社会科の授業をするのも初めてだった。ストレスは溜まり毎日疲れはてていた。そんな時に、癒しのために何回か行っていたペットショップで出会ったのが茶々だったのだ。
売れ残っていた茶々のことを考えて迎えたというより、自分の癒しが欲しかったのだ。
 茶々は、生まれた時から不憫な子だった(・・・と私が思い込んでいるだけかもしれないが)
①長毛で生まれたために、親きょうだいと早く離されペットショップに売られたこと。
②3回キャンセルされたことで、あのガラス張りの狭い箱の中でたくさんのお客さんの目にさらされていた時期が長いこと。
③私の癒しのために、外が見えず音しか聞こえないマンション9階の家に長時間のお留守番をしなければならなかったこと。そのため、パピーのうちは、ご飯は3~5回に分けて与え身体作りをする必要があったのに、1日2回のご飯だったこと。
④大型犬を飼うのが初めてで知識不十分な飼い主の元、パピーのうちからお散歩時間が必要以上に長かったこと。
ここまで4つ挙げて、私は今でも、後悔や罪悪感で涙が出そうになる。
 さて、5つ目はというと・・・茶々が、1歳にもならないうちに、股関節形成不全だということがわかったのだ。「後ろ足の歩き方がおかしい。」と当時通っていた獣医さんの受付の方(獣医さんの奥様)が気づいてくださり、レントゲンを撮り判明。東京の外科専門の獣医さんで手術をすることになった。股関節形成不全は、大型犬に多く生まれつきである場合が多いらしい。でも、私は、パピーのうちから長時間お散歩をさせたことが原因ではないかと自分を責めた。遠く離れた東京に約2週間の入院。すごくすごく長く感じた。しかも、茶々は秋田犬にしては骨がとても細く、1回目の手術で、股関節をつなぐ金属を入れた時、耐えきれずに骨折してしまったのだ。
これも、パピーの頃、ご飯の回数が少なかったせいではないかと、また自分を責めた。数日後にまた手術。今度は、神経を圧迫している骨を削り、本来関節の役目をしているところを筋肉でつなぐという方法に変わった。入院は倍の日数になった。退院してから、リハビリに専念した。お散歩コースに階段や坂道を含め、徐々に筋肉をつけていった。おかげで今でも階段大好き(笑)
 6つ目・・・これは、本当につらい出来事だった。次回へ・・・

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