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変わり続けるアートの広場へ!藝大アートプラザの運営に携わることになりました

こんにちは! 和樂webのWebディレクター、鳩です。編集長セバスチャン高木を筆頭に「和樂web」のスタッフが、藝大アートプラザの運営に携わることになりました🎉 

ちょっとニッチなジャンルの情報発信を積み重ね、着実に日本文化ファンを増やしてきた和樂web。その実績を強みに、今度は藝大アートプラザの可能性を拡大していくことを目指します!(和樂webの運営も、もちろん継続します💪🔥)

藝大アートプラザって何?

藝大アートプラザは、東京藝術大学の上野キャンパス内にあるギャラリー・ショップです。東京藝術大学×小学館の共同運営事業として2018年10月にスタートしました。現在はキャンパス内のスペースのほかに、小学館の公式通販サイトで作品やグッズの販売も行っています。

▼11月28日まで企画展「図鑑展ワンダーランド!」を開催中

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セバスチャンも絶賛、企画展の見どころは音声コンテンツでもガイド中です。

まだまだ可能性だらけ!

スタートから3年。藝大アートプラザは、アートファンや学生には認知されているものの、まだまだ伸びしろだらけ。作品に込められた熱量や、ユニークな選書、アートを青田買いできるおもしろさなど……伝えたいことは山ほどあるのに、100%伝えきれていないのが現状です。また、上野のリアルスペースだけでなく、Webサイトや通販に関しても、より良い展示環境へと進化できる余地があります。

そんな現状課題を前に、可能性だらけの藝大アートプラザを、もっとたくさんの人に知ってもらいたい! 足を運んでほしい! 作家のファンを増やしたい! という思いから、和樂web編集長とスタッフが(主にWebの知見を生かし)全体のプロデュースおよび運営に携わることになりました。

今後の方針

藝大アートプラザの運営に携わるにあたり、セバスチャン高木が最初に掲げたコンセプトがこちら。 

Under Construction 変わり続けるアートの広場

リアルなスペースもWebもスタッフ間のコミュニケーション方法も。サグラダファミリアのように常に変化し成長し続ける場所にしよう、というメッセージが込められています(なんでもセバスチャンの人生のテーマでもあるんだとか)。

さらにそのフィールドを、上野のリアルスペースだけでなく、Webや藝大周辺エリアへと拡大。アートに関心の高い人はもちろん、さまざまな興味を入り口に藝大アートプラザを訪れる人が増えるよう、多面的な情報発信を目指します。

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ハーブ&ドロシーに来てもらえる場所へ

今後の方針説明の際、セバスチャンが「必ず見てほしい」とスタッフ全員におすすめする映画があります。

それは、2013年公開のドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー』。

[あらすじ]郵便局員のハーブと図書館司書のドロシー。実在した老夫婦の共通の楽しみは現代アートのコレクション。自分たちの給料で買えるもの、アパートに入るサイズであること…。慎ましい生活の中で、30年の歳月をかけてコツコツと買い集めた作品はいつしか現代アートの名作ばかりに!
アートコレクターといえば、大きなプール付きの家に住む、庶民とは関係のないお金持ちを想像します。しかし、国立美術館にコレクションを寄贈した稀代のアートコレクターが、小さなアパートに暮らすごく普通の老夫婦だといったら驚くはず……

「藝大アートプラザを、このハーブ&ドロシーさんのような人が訪れたくなるような場所にできたら…」と、セバスチャン。

大金持ちのコレクターではなく、日々をちょっと豊かに過ごしたい我々のような生活者にとって身近な場所にしよう。そんな言語化しづらい共通のゴールをスタッフみんなで共有するため、セバスチャンはこの映画を薦めています(ここまで読んでくださった方は、ぜひ映画も見てみてください)。

現在、準備中です!

というわけで、現在、藝大アートプラザの改革に向けて絶賛準備中。まだまだ始まったばかりです。スタッフ間のコミュニケーションからWebのデザイン、リアルスペースの運営方法まで。あらゆる方面で調査に会議に大忙しですが、しばらくは和樂webのnoteで経過をお知らせできればと思います。

これからは「和樂web」に加えて「藝大アートプラザ」の進化もお楽しみに!




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