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【銘柄分析】MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信 #18

こんにちは、chapiのすけです。

久しぶりの銘柄分析…というか銘柄紹介です。
今日は私が積立を始めている円建てETFの紹介になります。

東証上場の外国株ETF

外国株式へ投資を行うには、必ずしもドル建てで行う必要はなく、円建ての投資信託に投資することで円資産のまま運用することが可能です。その中でも私はETF好きですので、投資信託ではなくETFで色々と銘柄を探すのが好きだったりします。例えば、以前楽天ポイントの投資先として紹介したiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)などが有名です。

MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信とは

MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信(以下:2559)はeMAXISシリーズで有名な三菱UFJ国際投信社が運用する東証上場のETFです。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」でも13位にランクインしています。

ちなみに第1位に輝いたeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のETF版と言えば話が早いかもしれません。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスへの連動を目指すETFですので、もはやほぼ一緒です。

設定は比較的最近で2020年1月になります。程なくコロナショックが襲いましたが、その後は一貫して右肩上がりです。

ただ右肩上がりなのは米国株式、全世界株式系のETFや投資信託であればほとんど同じようなチャートだと思います。特に際立った特徴はありません。

eMAXIS Slimとの違い

投資信託であるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)と2559の違いをまとめてみました。ETFと投資信託の一般的な違いは割愛します。

ETFなだけあって、経費率はかなり低いです。純資産は投資信託のほうが圧倒的ですね。購入時手数料はETFは国内株式なので購入時に所定の手数料がかかりますが、楽天証券であれば手数料0円です。

まぁ、はっきり言って全世界株式に投資をしたければ、どちらでも良い状況ですね、もう好みの問題だと思います。ちなみに私は投資信託側も積み立てているのですが、リアルタイムで取引可能なETFのほうが好きで、2559も定期的に積み立てています。

あと、2559は分配金もあります。直近の実績は64円/口です。高利回りという訳ではありませんが、配当金や分配金が好きな方にはおすすめできるかと思います。

私が2559を購入している理由

私が2559の積立を行っている大きな理由が貸株が可能という点です。貸株に出すことによって保有期間中金利0.1%で運用できます。

税金分を差し引いても、経費を金利収入で賄えることになります。ですので、手数料分も含めて、実質的に経費0円で運用できます。

※ちなみに貸株を行う際は楽天証券であれば「株主優待・予想有配優先」の設定がおすすめです。

その他の設定だと配当金・分配金が「相当額」として支給されますので、配当所得ではなく雑所得となり総合課税となります。このあたりの解説は下記ページの説明が分かりやすいです。

その他の購入理由

私は毎月の拠出金で主にVOO,VGTを購入しているのですが、最近の株価高騰もあって、VOO,VGT自体の購入が既に最低4万円ほど必要になっています。もうちょっとフレキシブルに運用したいな、でも投資信託じゃなくETFがいいなと思って色々調べていたのですが、ゆるやかに穏やかに運用するために全世界株式を積み立てることにしました。米国株中心の今の運用資産をリスク分散させようと思ったからです。

ETFはリアルタイムで取引ができ、即保有資産に反映されますので、いいですね。経費も貸株のおかげで低コスト…というより実質無いに等しいので、こういう選択もありかな、と思っています。

リスクといえば、純資産残高がまだ少なく状況によっては償還リスクがあることですが、もう少し知名度が上がって色々な方が投資対象に選んでくれたら嬉しいな、という思いもあり記事にしてみました。

皆さんの投資の選択肢の一つとして参考になれば幸いです。

ちなみに三菱UFJ国際投信様はこういった取り組みも行っていて個人的に好きな運用会社です。今後も応援していきたいですね。

それでは。


※noteの内容は個人的見解であり、記載の銘柄への購入を推奨するものでも、利益を保証するものでもありません。参考になれば非常に嬉しいですが、投資は自己責任でお願いしますね。

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