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「時は金なり」、本当の意味は「時間はお金を生み出すためにある」ということ

どうも高原祐一です。

皆さんは「時は金なり」という言葉をご存知かと思います。
これはアメリカ合衆国創建の父とも呼ばれるベンジャミン・フランクリンの「Time is money」を訳した言葉で、「時間はお金同然であり、無駄にするべきではない」と解釈されることが多いと思います。

ところが「Time is money」の本質は、時間=お金であり、時間はお金と同様に何かを生み出すことに使うべきであり、時間を損失することは利益を損失することだと言われています。
お金を生み出すために時間があるとも言えるでしょう。

ちなみに僕は時間を「潰す」という言葉を使いません。時間は潰すものではなく、
どんな時間でも、何かを生み出すために使うものだと思っているからです。

お金は取り戻せるが、時間は取り戻せない

最近身近な人によく質問しているのですが、

  • 何かにチャレンジして100万円失う

  • 何もしないで1年間時が経っている

どちらが良いですか?

人それぞれ価値観は違えど、ポイントは取り戻せるかどうかです。失った100万円は再度チャレンジすれば回収したり、100万円以上の収入が得られるかもしれません。また、チャレンジした経験はまた次に活かすことができます。

一方何もしないで1年間時が立つのは、金銭的に失うものはありません。しかし1年間という時間を失っています。何かを経験することもありません。

この話を聞けばそうだろうと思うことでも、現実にはやってしまっていませんでしょうか。

人は目的があると意識をし始める

先程の質問では1年間何も起こらず歳をとってしまいました。現実にはそのようなことは起こりませんが、1年前と現在のあなたを比較したときはどうでしょうか?

1年間目的意識を持って取り組んだ方は、語れるものも多く、濃密な1年間だったでしょう。

僕も会社員時代、会社の仕事に慣れてくると、1年間があっという間に過ぎていく実感がありました。一生懸命仕事して、残業もたくさんしていたにも関わらず、1年間で得られたものはあまり印象に残っておらず、自分が成長した実感もありません。

人生を振り返れば、大学受験や部活動の大会、資格取得など目的目標を決めて努力していた時期はそのことに集中していましたよね。しかし人生や仕事における目的目標は、設定する機会があまりないのでおろそかにしがちです。

人生の目的や目標の決め方は?

目的や目標を決めるには書き出してみるのが一番です。できそうなことばかり書くと面白くないので、お金や時間に制限がなく、何でもできる状態の自分なら、どんなことをするでしょうか。以下の3つのカテゴリに分けて書いてみると良いと思います。

①Be=どうなりたいか。なりたい状態、なりたい自分、なりたい性格、なりたい肩書き。
②Do=何をしたいか。仕事、プライベート。
③Have=何が欲しいか。家、車、別荘、ブランド品。

それぞれ20個以上書いてみると、やるべきことが見えてくるのではないかと思います。
ここでのポイントは、人生の目標は一つではないこと。仕事の目標とプライベートの目標、20代の目標と30代の目標、のような形でいくつもあっても良いのです。遠くて大きな目的は大事です。それに加えて、直近の目標があるとよりやることが明確になります。

やることがわかったら、とにかく行動すること。自分が決めた目的目標を意識しながら行動したり、人に伝えたりすると自ずと人や情報が集まってくるものです。願望に意識を集中させて、今日から、明日からの行動を一つ一つ変えていきましょう。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。


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