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そこに居てくれて「ありがとう」

不意に、同年代の訃報が飛び込んできた。
実はこのところ続いており、最近2回目である。

私もいつ、何があってもおかしくない歳なんだな…

こう考えると「自分の命があと数か月しかなかったら、何をやりたいのか?」という問いにも答えられそうな気がしてきた。

俄かに、関わってくれたすべての人に「ありがとう」を言いたくなった。

それ以外には何をするのか。
多分、今のまま、これまでと同じように行く気がする。

始めたばかりの物流の仕事。受注したばかりのWebライターの仕事。
自分に何が残せるのかを考えながら、一日一日を丁寧に生きるのだろう。

実はこのところ、クラウドソーシングの提案が3件続けて通ってしまった。この結果は想定しておらず、少々パニックになっている。

悲惨なほど執筆速度が遅いから、3件受けて大丈夫なのだろうか。2件目の案件ではイケるはずのWordPressが実はクラシックエディターではなくGutenbergで、ここで再びパニックに。

効率上げたくても手抜きはしたくない。駆け出しだからこそ全身全霊で仕事したい。

すっかり混線状態になり頭がモヤっている、クールダウン!きっと睡眠不足だ…いやいや6時間以上寝ているし。じゃああと何が足りない?何をすれば…?

そんな最中受けた訃報に、水を浴びせられた。

何も浮足立つことはない。私がこれまで生きてきたように、坦々と、誠実に、丁寧に、愛情持って、人と物事とに対峙していくだけなのではないか。仕事だってそう。

今、私にとって仕事は生きていること・生活していることそのものになりつつあるから、尚そう思える。

物流では商品を通してお客様と対話する。ライティングではクライアントさん経由で読者さんと対話する。何を、どう伝え、何を受け取るのか。受け取ったら、できればもっと大きくして、また返す。

『一期一会』という四字熟語、普段はかなり仰々しくて照れくさい言葉だけど、今はこれ以上にしっくりくる表現が見当たらない。

仮に『余命数カ月』だとしてもまだまだ未熟な自分。コミュニケーションが足りなかったり誤って伝えたりすることもあるかもしれない。
慣れないリモートで会った事のないクライアントさんとは特に、失礼が無いかすごく緊張もする。

さっそく立て込んで案の定、連絡が少し不足してしまった。今後メールで誠心誠意の姿勢をどう示すか考え、実践していく。
せっかく地位が高まってきたクラウドワーカー全体の信用と誇りに関わることでもあるから。

本当に死ぬかわからないけど、いつでも「飛ぶ鳥跡を濁さず」というつもりでいればきっと悔いは残らないんだろうな。

自分が何処から来てこれから何処へ行くのかを意識したとき、いま自分があること、人との出逢い、家族、目の前にあるもの、住んでいる家、時々電池持ちが悪くなるスマートフォン、たびたびフリーズするパソコンもみんな、

「ありがとう」






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