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「Bleu de Nevers ブルー・ド・ヌヴェール」 青いヌヴェール陶器がつくりだすフランス料理の新たな世界

フランスでは料理を彩る様々な陶磁器が各地で生産されており、その一つにヌヴェール陶器があります。フランス中央部、ロワール河に面するヌヴェールは陶器生産で栄えた歴史があり、特にBleu de Nevers ブルー ド ヌヴェールと呼ばれる美しい青を基調とした飾り皿が有名です。かつてこの青色の出し方は工房の秘密とされていました。
とても美しい皿ですが、高価な上に実用性は今一つ。特に濃い青皿は料理の盛り付けを間違えると、食欲を減退させる可能性があります。それを逆手に取り、敢えて濃い青い皿を利用して、料理を演出する使用する料理人達がいます。既に日本のフランス料理店でも使われています。


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