7月15日は、チェーホフの命日

ということで、今日は、モスクワ市内のチェーホフが住んだ家を紹介します。

ある研究者によると、「モスクワで、十数回住所が変わった」ということで、チェーホフは、あちこちに住んだようです。
19世紀後半から、20世紀前半のことなので、現存していない建物もあり、その場合は、住所をたよりにこの辺りかな？と思って、写真を撮ってきました。

1877年

1877年　Даев переулок, 29 地図

建物は現存していないので、このあたりかな？とうろうろして写真を撮りました。

1879年（3軒）

1879年　Трубная улица, 36　地図

この家も現存していないので、このあたりかな？とうろうろして写真を撮りました。
今は学校になっていました。

1879年　Трубная улица, 23　地図

「アントンの文学活動はこの家から始まりました」と、弟が書いています。

1879年　Трубная улица, 28　地図

この建物は現存していないので、このあたりかな？とうろうろして写真を撮りました。

1881～1885年

1881年～1885年　Малый Головин переулок, 3　地図

現在は、このような建物になっていますが、チェーホフが住んだ当時は、2階建てでした。

建物の入り口のところにプレートもあります。

1886年～1890年

1886年～1890年　Садово-Кудринская улица, 6　地図

現在、博物館になっていて、当時のチェーホフの生活の様子が分かります。

2023年4月1日にリニューアルオープンした後の様子はこちらからどうぞ。

1890年～1892年

1890年～1892年　Малая Дмитровка, 29　

現在は、ワシリー・ネステレンコのギャラリーになっています。

1894年

1894年　Большой Власьевский переулок, 9　地図

住所はここですが、チェーホフが住んでいた当時の建物は現存していません。

1899年（２軒）

1899年　Успенский переулок, 1/12 (Малая Дмитровка, 12)　地図

1899年　Малая Дмитровка, 11/10　地図

現在は、チェーホフホテルになっています。

1900、1901年

1900、1901年　Тверская улица, 6　地図

住所を頼りに写真を撮りに行きました。
写真を撮っていて、この建物は、スターリン建築だと思いました。

1900年、1901年は、ロシア帝国で、まだスターリン時代ではありません。そのため、実際にチェーホフが住んでいた家は別の建物だと思いました。
この場所に住んでいただけです。

1902年（2軒）

1902年　Звонарский переулок, 2/14　地図

現在のヤンデックスの地図でこの番地はありません。
そのため、この辺かな？と思う建物の写真を撮りました。

1902年　Звонарский переулок, 21　地図

同じ通りで、こちらも現在のヤンデックスの地図でこの番地はありません。
そのため、この辺かな？と思う建物の写真を撮りました。

1904年

1904年　Леонтьевский переулок, 24　地図

モスクワ最後の家です。

こんな感じで、チェーホフは、モスクワ市内だけでもたくさん引っ越しをしました。

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