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追憶の羽

夢を見ながら現実を羽ばたく綺麗な
その羽は人の手によってもぎとられ
血だらけの背中にはいつの間にか
空へ羽ばたく羽が生えていた
そしてそのまま君は、
羽ばたいて逝ったのだ




羽ばたいた君が残した一片の羽根
羽ばたく事ができなくなった君が留まるには
余りにも穢れすぎたこの世界や人々
逝き先は分からないが
君の羽が休まるところに到達できたのだろう


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