ムダづかいをやめたいなら人類共通の弱み「〇〇」を知れ

・ムダづかいをやめられないのは、「自分の脳の仕組み」を知らず、「満足度の高いお金の使い方」がわかっていないことが原因である。
・特に、お金の話をしたがらない傾向にある日本人は、「満足度の高いお金の使い方」を学ぶ機会がなく、お金を上手く使えない人が多いのは、当然とも言える。

・脳は少しでもエネルギーのムダを省くために、できるだけ多くのことを「自動的に」判断し、選択している。
・よって、全ての人間は、合理性や議論性以上に、脳のクセの影響を受けて思考や判断を下すため、自分が想像する以上に周囲に流されたり誘導されていることが多い。
・これは、「お金を使うか使わないかの判断をする」場でも頻繁に起こっている。

・私たちは人間の脳のクセを利用したセールスや広告などにより、気づかないうちに「買う」方向に誘導されている。
・ムダづかいをなくし、賢いお金の使い方をするためには、脳を惑わす認知バイアスを見抜き、正しく判断し直すことで、脳を誘導から守る必要がある。

思うだけでは無理！浪費グセは「脳のクセ」を見抜いて阻止しろ

・衝動買いをもたらす”ときめき”の正体は、脳内で快楽物質である「ドーパミン」が分泌されたことによる一時的な興奮である。
・スッキリ感やワクワク感といった快楽を得るために買い物をしている人、それがストレスのはけ口になっている人は、依存症の入り口にいると言っても過言ではない。
・特にハマってしまいやすいのが、お得感も同時に得られるネットオークションやネットフリーマーケットである。

”ときめき”で買い物をしてしまう人の対処法

①ネットオークション、ネットフリマはしない
②「欲しいもの」を目の前にしたときの「脳の高揚感」に気づく
③「脳の高揚感」にとらわれていると感じたら、できれば3日、最低でも15分、時間を置く。それでも欲しければ買う

・私たちは、「他人の行動に合わせるため」にしばしばお金を使っている。
・自分が心からそれを欲しいと思ったわけではなく、それが自分に本当に必要か考えたわけでもなく、自分以外の誰かの意見や判断を鵜呑みにし、周囲に合わせるためにお金を使っているのだ。それは、他人と同じ行動を選択することで、極力少ない労力で最大のメリットを享受しようとするという脳のクセによるものである。

他人の行動に合わせてお金を使ってしまう人の対処法