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救急看護師の私が名探偵コナンに救われた話

看護師になって10年以上経ち、救急の現場で勤めて8年になる。

日々、患者が運ばれてきて、助かる命もあれば助からない命もある。

そんな現場で過ごしていて、せっかく助けた命が自らで命を経つことがある。

まだ、ふと、助けた命が犯罪を犯したり、故意ではないしにしても誰かに危害を加えることがあったかもしれない。

これまで数えきれない程の患者さんと接してきて、ないとは言い切れないことだ。

また、命を助けることが本当にその患者のためになったのかと思ってしまうこともある。

自ら命を経ってしまった人に対しては入院中にもっと看護師として何か出来なかったかなと考えてしまうし、助けずにあの時死なせてあげれば良かったのかなとも考えてしまう。

また、その人を助けてしまったがゆえに、ほかに危害が及ぶ結果になったかもしれないと考えると、誰を助けて良いのか誰を助かたらいけないかがわからなくなる。

そんな時、名探偵コナンでの「工藤新一NY事件」でのセリフが胸を打った。

人が人を殺す動機なんて知ったこっちゃねーが、人が人を助ける理由に論理的な思考なんて存在しねーだろ?


私が病院に勤めている限り、やはり運ばれてきた人は助けるし、これからも目の前の患者さんに最善を尽くしていきたいと思う。

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